日本医師会(日医)の中川俊男会長は22日、東京五輪・パラリンピック開催に関し、医療提供体制の逼迫状況が改善されない限り、さらなる外国人患者の受け入れは「可能ではない」と述べ、厳しい見方を示した。東京都内での講演後、主催者からの質問に答えた。

 中川氏は「現時点で日医が開催可能か言及するつもりはない」と前置きした上で、「選手団だけでも大変な数だ。医療崩壊が頻発している状況下では、受け入れが可能かと言うと、可能ではない方だ」と述べた。

 また「ワクチンが劇的に機能したとか、特効薬が急にできたとか、そういう神懸かり的なことが起これば別だ」とも付け加えた。