レイクスB1残留、遠山HCに聞く バスケBリーグ

レイクスB1残留、遠山HCに聞く バスケBリーグ

 今季発足したバスケットボールBリーグで、1部残留を果たした滋賀レイクスターズ。前半戦は6勝24敗、12〜1月には11連敗するなどB2降格もちらついたが、4月以降は10勝3敗の快進撃で残留プレーオフの出場を自力で回避した。レイクス史上語り継がれるであろう「奇跡」のシーズンを、遠山向人ヘッドコーチが振り返った。

■選手に主導権、精神成長

 −実業団中心のNBLと、先にプロ化を進めていたbjを統合してスタートしたBリーグの感想は。

 「まったく新しいリーグが始まったというより、NBLにbjが入っていった感覚があった。NBLは日本代表クラスの選手が多く、外国人選手のレベルも高い。レフェリーもNBLで笛を吹いていた人が多く、判定に慣れるのにも苦労した」

 「昨季から残ったのは横江豊、小林遥太、ジュリアン・マブンガの3選手のみ。ほかはbj、NBL、NBDL(NBL2部)と、すべて違うところから集まった。チームとして機能するまで時間もかかった」

 −戦術面について。

 「マブンガは2メートルのサイズがあり、切れ込むこともできるし3点シュートも得意。相手が彼を警戒することで他の選手が快適にプレーできることを狙った。外国人選手が1人しか出場できない時間帯に(日本国籍取得の)ファイ・サンバが出ると生まれる高さのアドバンテージも生かそうとした」

 −11連敗など苦しむ中、どう指揮した。

 「できるだけ選手同士でコミュニケーションをとって問題を解決するよう伝えた。僕が100回言うより、選手が1回言った方が効果的なこともある。選手に主導権を握らせ、快適にプレーできるようにガイドする手法をとった。自分の威厳はどうでもよいと思った。それで選手の精神面が成長し、リーグ終盤の勝利につながった」

 「大変な時こそ丁寧にプレーしようと言い続けた。選手が努めて明るく振る舞ってくれたのは助かった」

 −転機となった試合は。

 「2月の秋田戦は良い内容で勝てた。A東京戦の勝利もそう。2月の平日に圧勝した大阪戦も、チームが力をつけたと全員が理解できる勝ち方だった」

 「リーグ終盤は第4クオーター(Q)に良いバスケができるようになった。このQに(3点シュートが得意な)狩野祐介にボールが届けば勝ったと思った。自己中心的なプレーが出ていないから生まれる場面だったからだ」

 「B1残留を争うチームの勝敗はまったく気にしなかった。自分たちがどう戦うかだけに集中し、力強くリーグを終えようと『フィニッシュストロング』と言い続けたが、それが言霊のようになり選手を強くしてくれた」

 −今季の観客は昨季の3割増だ。

 「追い上げる時にこんな大歓声が起きるチームは他にない。一番の後押しだった。ブースターと一体となって戦えたのはすごく良い景色だった」

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