基準違反排水、8年たって初調査 大津市公設市場問題

 大津市の公設地方卸売市場(同市瀬田大江町)が基準違反の排水を繰り返している問題で、市は12日、汚水の排出元を水産加工所と特定したのは2014年度だったと明らかにした。06年から基準超過が続く中、8年たって初めて正式に調査したという。

 市議会9月通常会議で市議の一般質問に答えた。市議は「今も問題は未解決。なぜ長期化したのか」と対応を批判した。市側は、魚の油脂類を除去する装置の増設や清掃の対策を取ってきたとし、14年度の調査で「水産加工所が排出元とようやく分かった」と釈明した。長期化した理由は明言しなかった。

 市下水道課の水質検査で12年に基準値内に収まり、対策の効果が出たとみていたが、13年から再び悪化。「根本的に改善されていない」(市場管理課)と予算を付けて委託調査を行ったという。

 今月末までに特定する予定の原因物質は「加工に使う薬剤や調味料と考えている」とした上で、業者に改善策を求める従来の説明を繰り返した。市議は「業者に責任を押し付けず、市がともに解決する姿勢が必要だ」と指摘した。

 また下水道課は、市場の水質検査結果が新たに見つかり、基準値内としていた07年にも超過が1回あったと明らかにした。市場の検査も合わせて06年以降の11年間、基準違反が続くことになる。同課は07年にも市場に警告しており、行政指導は計16回になった。

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