ホッケーさくらJ、走力と組織力を強化 中村副本部長に聞く

ホッケーさくらJ、走力と組織力を強化 中村副本部長に聞く

 ホッケー女子の第14回ワールドカップ(W杯)が7月21日から8月5日まで、ロンドンで開催される。日本代表にとっては、2年後の東京五輪へ重要な試金石となる。日本協会強化本部の中村真理副本部長(元京都すばる高教諭)に、「さくらジャパン」の現状と展望を聞いた。

 −オーストラリア人のアンソニー・ファリー監督が昨年5月から代表を指揮している。目指すスタイルは。

 「ひと言でいえば攻撃的なホッケー。試合を通して前線からプレスをかけ、高い位置でボールを奪ってカウンターを仕掛ける。相当に走るスタイル。攻守のシステムを何パターンも持っており、相手を緻密に分析して使い分ける。強くなる可能性は感じているが、具現化に時間がかかると思う」

 −W杯で日本は1次リーグでニュージーランド(世界ランキング4位)、オーストラリア(同5位)、ベルギー(同13位)と同組になった。

 「厳しい相手がそろう死のグループに入った。ベルギーはランキングは低いが近年力をつけ、この組で最も強いと思う。ファリー監督の就任から積み重ねてきた成果が出て欲しい」

 −日本代表にDF内藤夏紀(立命大出)、米原市出身のFW清水美並とMF松本夏波という京滋関係者が選ばれた。内藤は主将にもなった。各選手の長所は。

 「内藤は一対一の駆け引きがうまく、守備の要。性格も穏やかで周囲から信頼されている。清水はFWの中心で、シュートセンスがある。松本は中盤の選手だが守備もでき、全般的な能力が高い」

 −世界で戦うために必要なことは。

 「海外の強豪とは体格差があり、走力と組織力で上回らなければ勝てない。強化合宿の日数を増やし、厳しい国際試合を勝ちきる経験を積む必要がある。目標は東京五輪でのメダル獲得。W杯に続き、8月のアジア大会でもいい試合をして、自信につなげたい」


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