クマに遭遇したときの対処法を学ぶ講演会が11日、京都府南丹市日吉町の東胡麻区会議所で開かれた。同区では昨年の秋にツキノワグマが出没していることから、地域住民たちは熱心に耳を傾けた。

 同町を中心に子育て支援や環境保全の活動をしているボランティア団体「好奇心」が主催。全国で野生動物を調査している川﨑公夫さん(52)=長野県安曇野市=を招いた。
 川﨑さんはクマが近くにいることを知る手掛かりとして、木の股に枝などを敷き詰めた熊棚や爪痕、足跡などを写真で紹介した。
 クマと偶然に鉢合わせたときの対処について「向かい合ってゆっくりと離れるか、かなり興奮していたら首と頭を守りながらうつぶせになって」とアドバイスした。
 同区長の下窪重行さん(68)は「以前はクマが出没するような地域ではなかった。被害に遭わないように気を付けたい」と話した。