「発酵のまち」を掲げる滋賀県高島市は10日、市内のレストランで、発酵食を用いたカレーやパスタなど創作料理の販売キャンペーンを始めた。発酵食を素材にした食品の統一ブランド「ヒビノハッコウ」の商品開発の一環で、料理での展開は初めて。

 市は、ふなずしや酒造りなど高島で受け継がれてきた発酵食文化の発信を目指し、2017年から市内の業者と連携して、塩こうじを使った菓子やしょうゆこうじを加えた調味料など「ヒビノハッコウ」14品目を開発、市内外で販売している。今回は、地元住民や観光客に商品の認知度を高めようと、同市新旭町饗庭のレストラン「スパイス厨房来風(ちゅうぼうライフ)」の協力でメニューを開発した。
 メニューは、塩こうじ漬けビワマス、甘酒としょうゆこうじを加えるなどした3種類のカレー食べ比べ(単品千円)と、大豆とみその甘辛パスタ、ニンニククリームパスタ(いずれも同1200円)の計3種類。3月22日まで各限定100食を売り出す。同店では「ヒビノハッコウ」の加工食品も販売している。
 同店オーナーの赤﨑太佳之さん(51)は「発酵食品の個性を生かしつつ食べやすいメニューを心掛けた。まろやかでこくのある風味を楽しんでほしい」と話す。木曜定休。同店0740(25)6666。

=写真は高島市提供