大津市が策定作業を進めている「第3期市教育振興基本計画」(教育大綱、2020〜24年度)について、佐藤健司市長はこのほど、市内で開かれた市総合教育会議で「(いじめ対策に)特化し過ぎている」と述べ、比重を見直す考えを示した。
 
 いじめ対策は越直美前市長が特に力を入れていた。市長と教育長、教育委員の計4人で構成する同会議に初めて出席した佐藤市長は、「子どもたちが抱える問題はいじめだけでない」とし、不登校対策や道徳教育などにも目配りするよう意見を述べた。
 
 また、1月の市長選で訴えた学校施設の整備や、家庭教育の充実なども計画に盛り込むよう提案した。
 
 教育委員からは「いじめ対策は転換期に来ている」「学校トイレの整備は必要」などと、おおむね賛同する意見が出た。同計画は今後、修正を加えた上で9月市議会に提出される予定。