滋賀県運転免許センター(守山市木浜町)の新庁舎が完成し、このほど運転免許証更新業務が始まった。講習室に子連れで受講できる特別スペースを設け、授乳室も新設して来庁者の利便性に配慮した。完全運用は5月7日を予定している。

 新庁舎は鉄筋コンクリート造4階建てで、床面積は旧庁舎の2・1倍の約5千平方メートル。旧庁舎は1967年築で耐震性に課題があり、県が2016年度から西隣に新庁舎を整備していた。総事業費は20億9千万円。
 2階の全6講習室で、室内の一部をアクリル板で仕切りドアを設けて防音した上で、講習を視聴できるモニターを設置した「ファミリールーム」をしつらえた。48人分のベンチを置いた待合室や授乳室2室も設けた。
 23日から高齢者講習業務を、5月からは免許取り消しなどの行政処分や違反講習も行う。免許取得試験は8月までに改修を終える別館で実施する。
 この日は約760人が更新手続きに訪れた。長女を連れてファミリールームで受講した女性(37)=大津市=は「子どもが騒いでも迷惑にならないか心配せずに済むのは助かる」と話した。