新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止で余った菓子を、京都府菓子卸商業組合がこのほど、京都市児童館学童連盟に寄贈した。希望の家児童館(南区)を利用する子どもたちが代表して、菓子の詰め合わせを受け取った。

 同組合は「だがしの日」(3月12日)に合わせ、関連イベントを7日に京都三条会商店街で企画し、協賛企業から菓子の提供を受けていた。しかし、新型コロナウイルスの感染防止のため催しは中止に。2トントラック1台分になる菓子を無駄にせず、子どもたちに楽しんでもらおうと同連盟に打診し、市内の児童館と学童保育所の計140カ所に配ることになった。
 市地域・多文化交流ネットワークセンターで行われた寄贈式で、同組合の岡林孝廣理事長(56)が「閉塞(へいそく)感のある世の中で、少しでも皆さんが笑顔になれば」とあいさつし、スナックやチョコなどの菓子が詰まった大きな袋を児童に手渡した。凌風小3年の男子児童(9)は「お菓子がたくさんあって驚いた。みんなで分けて楽しく食べたい」と笑みをのぞかせていた。