新型コロナウイルスの感染予防で家に閉じこもりがちな子どもたちに、カブトムシの幼虫を配る企画「ドライブする?黄色いカブトムシ」を、NPO法人「里山ねっと・あやべ」が28、29両日、運営する里山交流研修センター(綾部市鍛治屋町)で行う。感染を防ぐため、マイカーの窓越しに渡すドライブスルー方式で配るなど知恵を絞っており、「成虫に育てて楽しんでもらえれば」と話している。
 里山ねっと・あやべは当初、春休み企画として、21、22両日に親子計100人とカブトムシの幼虫観察キットを作る親子教室を開催する予定だった。しかし、感染拡大防止のため中止に。職員の森慎一さん(55)が「学校の臨時休校もあり、ストレスがたまっている子どもたちが生き物と関わることで気分転換ができれば」と「ドライブする〜」を急きょ企画した。
 28、29両日の午後1〜5時に空の2リットルペットボトルを里山交流研修センターまでマイカーで持参してもらう。職員がカブトムシの幼虫と木材チップをボトルに入れて飼育キットにし、車の窓越しに渡す。幼虫は6〜8月に成虫に育つという。森さんは「夏休みまで観察できる子もいると思うので、自由研究などに活用してもらえれば」と話している。
 先着100キット。希望者は前日までに里山ねっと・あやべ0773(47)0040に予約する。1キットにつき100円以上を寄付してもらい、福島県の被災地支援に充てる。