京都市東山区の東福寺塔頭(たっちゅう)、天得院で27日、「桔梗(ききょう)を愛(め)でる特別拝観」が始まった。緑のコケがみずみずしい庭園に上品な紫や白の花が映え、参拝者を楽しませている。

 天得院の庭園は桃山時代作庭といわれ、キキョウ約300株が自生している。現在は五分咲きほどだが、訪れた人たちは縁側に座って見入ったり、写真に収めたりしていた。

 大阪府寝屋川市から訪れた女性(73)は「(新型コロナウイルス感染拡大のため)長い間出歩けなかったが、すがすがしい気持ちになった」と話していた。

 天得院によると、1週間後が見頃とみられるという。特別拝観は7月12日まで。午前10時〜午後4時半(午後4時受け付け終了)。有料。