外出を減らすために、スーパーで数日分の食材をまとめ買いしているという人も多いと思います。うっかり賞味期限を切らせてしまったり、毎回の調理がストレスに感じてしまう場合もありますよね。

フードコーディネーターの筆者が、まとめ買いした食材の上手な保存方法と時短調理につなげるポイントをご紹介します。

冷凍しても美味しく食べられる&調理の手間を減らせる工夫を知れば毎日の自炊がラクになり、もっと前向きに暮らせるかもしれません。

■魚の鮮度を保つ冷凍保存

生鮮類は、鮮度が命です。

特に魚介類は、鮮度が落ちると美味しさも激減してしまいます。健康のためにも定期的にとり入れたい魚の切り身は、冷凍することが大切です。

まず、魚の切り身に少量の塩をふり約10分置きます。そして出てきた余分な水分や血をキッチンペーペーなどでやさしく拭きとります。このひと手間で調理後の生臭さを抑えることができます。

ラップで一切れずつ包み、食品用冷凍保存袋に入れて空気をしっかり抜いて急速冷凍しましょう。

■肉類の冷凍保存

安価で使い勝手の良いひき肉や切り落とし肉は、全体に塩こしょうをまぶして使いやすい量に小分けし、なるべく肉が重ならないように平らに広げてラップで包みます。

食品用冷凍保存袋に入れて、空気をしっかり抜いてから急速冷凍しましょう。

■漬けダレにつけて冷蔵保存

豚肉の生姜焼きや魚の西京漬けなどのタレが味の決め手となるようなおかずは、あらかじめタレや粕床に漬けておきましょう。タレごとに食品用保存袋に入れて保存しておくと便利です。

4〜5日以内に食べるものは冷蔵で、それ以上先に食べる場合は冷凍保存しておきましょう。

■野菜類の保存

アンチエイジング食材を手軽に毎日食べる工夫を

ピーマンやパプリカ、にんじんなどの抗酸化作用の高い食材は、アンチエイジングのために毎日食べたいものです。水分を拭きとって、種や皮をきれいにとり除いてから細切りにしましょう。使いやすい分量に小分けにしてラップで包んだら、食品用保存袋に入れて保存します。

炒め物や煮物、汁物などにサッと使うことができます。時短調理のためにも、カットしてから冷凍保存しておくことがおすすめです。

旨み食材は常にストック

ネギ類やキノコ類など、味噌汁の具材でよく一緒に使う野菜類は合わせて保存袋に入れて冷凍しておくと便利です。うまみ成分豊富な食材は、料理に少し加えるだけで美味しさが増します。

すぐに使えるように、キノコ類は石づきをとって手で細かくさいておくと便利です。ネギ類は小口切りにしておくと使いやすいですよ。

常温保存できる乾燥ワカメや干し椎茸なども常備しておくと便利です。

冷凍した食品の保存期限

冷凍保存したものは、約2週間以内に使いきるようにしましょう。

冷蔵庫に冷凍食材リストを貼っておくと把握しやすく、毎日の献立も立てやすいですよ。冷蔵庫の開け閉め回数が減ると節電にもつながります。

冷凍保存がむずかしい食材

レタスなどの葉野菜は冷凍保存がむずかしいので、数日以内に食べきれる分量だけを買うようにしましょう。

キュウリやナスなどの水分量が多い野菜類も同様に、大量購入は控えましょう。ぬか床を準備してぬか漬けにしておくと良いでしょう。

■味に変化をつける食材があると便利

自炊が増えると、自分の料理の味付けに飽きてくるということもありますよね。キムチ・カレー粉・ナンプラー・五香粉などを加えて辛みやエスニックテイストをとり入れると、いつものおかずもちょっと新鮮な味わいになります。

キムチや調味料は保存期間も長いので、これを機に常備しておくと重宝すると思います。

最近は、近所のスーパーやネットスーパーで考えながら買い物をするだけで今までにないストレスを感じがちですが、上手にまとめ買いをして保存しておくことで、効率的に自炊がすすむと思います。今こそ「暮らし」にしっかり向き合うチャンスです。「家事力」ならぬ「暮らし力」を、楽しみながら高めたいですね。

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩亜矢子
「楽しく正しく食べてカラダの中からキレイに健康に」をモットーに、インナービューティーを軸としたコラム執筆やレシピ開発等を通じ女性のライフステージごとに関わる「食×美」の大切さを幅広く発信中。二児の母。)

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