新年度は1年の中でも支出が変わりやすい時期で、見直しが大切。

とはいえ、どこをどう見直せばいいのか分からない!

そんな悩みに、ファイナルシャルプランナーの畠中さんが答えてくれました。

この春、子どもの進学や仕事の変化など、暮らしが変わった人は特に必見です!



子どもが進学する家庭は特に見直しを!

子どもが成長するにつれて、思っていたよりもお金がかかり、やりくりに悩んでいる人も多いはず。

とはいえ、具体的にどこをどう変えたらいいの!?という人のために、子育て中のお金事情に詳しいファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんに教えてもらいました!



教えてくれたのは▷畠中雅子さん/ファイナンシャルプランナー。

3人の子どもを持つ母であり、子育てから老後まで生活実感あふれるお金のアドバイスに定評がある。

『ラクに楽しくお金を貯めている私の「貯金簿」』(ぱる出版)など著書も多数。





【子育て世帯の家計の問題点はここ!】

◆収入_割合(100%)_300,000円

◇食費_(15%)_45,000円

◇住居費_(25%)_75,000円

◇水道光熱費_(6%)_18,000円

◇通信費_(8%)_24,000円  ▷高すぎる

◇日用雑貨費_(3%)_9,000円

◇趣味・レジャー費_(3%)_9,000円

◇教育費_(5%)_15,000円  ▷少なすぎる

◇被服費_(3%)_9,000円

◇交際費_(3%)_9,000円

◇小遣い_(14%)_42,000円  ▷多すぎる

◇その他_(5%)_15,000円

◇保険料_(5%)_15,000円

◇貯蓄_(5%)_15,000円

◆総支出_(100%)_300,000円

※世帯収入が30 万円の3人家族の場合



「家計の見直しといっても、『食費』を削り過ぎると健康を害してしまう可能性もありますし、『水道光熱費』も大きく節約できるものでもありません。



特に子どもが進学する家庭では、『通信費』、『教育費』、『小遣い』の3つの費目を重点的に考えていきましょう。



家計簿をつけていなくても大丈夫。

まずは1カ月分のお金の動きを書き出し、使い過ぎている部分や少なすぎる部分を把握するようにしてみてください」





中学生以上の子どもがいる家庭は必見!理想的な家計バランスはこれ!

下の表は、畠中さんが子育て世帯に向けて割り出した、理想的な家計バランスを示しています。

注目すべきは、収入に対しての各費目の割合。わが家の現状のお金の使い方と比べてみましょう。



【理想的な家計バランスはこれ!(割合が重要!)】

◆収入_割合(100%)_300,000円

◇食費_(15%)_45,000円

◇住居費_(25%)_75,000円

◇水道光熱費_(6%)_18,000円

◇通信費_(6%)_18,000円

◇日用雑貨費_(3%)_9,000円

◇趣味・レジャー費_(3%)_9,000円

◇教育費_(10%)_30,000円

◇被服費_(3%)_9,000円

◇交際費_(3%)_9,000円

◇小遣い_(10%)_30,000円

◇その他_(3%)_9,000円

◇保険料_(5%)_15,000円

◇貯蓄_(8%)_24,000円

◆総支出_(100%)_300,000円

※世帯収入が30 万円の3人家族の場合



◎どこにどのくらい使えるか、まずは計算してみましょう!◎



収入全体を100%とすると、そのうち「通信費」は6%、「教育費」は10%、「小遣い」は10%が理想的な割合。

そのほかの費目も上記の割合に当てはめて計算すると、節約できるところ、手厚くできるところが見えてきます。

「住居費」については各家庭で異なるので参考までに。





それでは3つの費目の具体的な見直し方法を見ていきましょう!





通信費▷スマホが1台増えると家計を圧迫!1人当たり4000〜5000円のプランに



見直しで大きく金額が変わるのが通信費。

「機種代が高額なスマホは、分割払いと通信料で1人当たり月1万円程度かかってしまうことも。

子どものスマホを買い足すなら、機種代を抑え、学割や家族割を利用し、1人当たり4000〜5000円にするのがベスト。

親は毎月使うギガ数を確認し、見合ったプランを選んで。

Wi-Fiも併用すれば、その分安いプランにできます」



【通信費の割り当ての目安】

◇夫のスマホ…¥5,000

◇妻のスマホ…¥4,000

◇子どものスマホ…¥4,000

◇Wi-Fi…¥5,000





教育費▷塾代が必ず増えるので最低でも3万円は押さえたい!



中学に進学する頃から高校まで、教育費の予算を多めに見積もることが大切。

「小学生まではそこまで大きな教育費は必要なかったかもしれませんが、中学生からは受験を見据えて、塾通いが避けられなくなってきます。

大体1科目で月1万円程度と考えると、3科目で3万円は必要。

参考書などを購入することもあるので、最低でも3万円見ておくと安心です」



【新年度の前後は予算を多めに】

「中学や高校の進学時は、制服や学校指定のものの購入などで通常の月よりも多くお金がかかります。

必要な時期が予測できる部分なので、毎月の教育費とは別にボーナスなどから6万〜7万円は取っておくようにして」





小遣い▷あくまでも自由に使えるお金。いま一度、使える金額を考えよう



家庭によって金額にバラつきが多い小遣い。

「意外と夫の飲み代や昼食代なども含めた金額にしている方がいますが、これらは食費として考えて。

小遣いは欲しいものを買うなど〝自由に使えるお金〟とすれば、夫2万円、妻7000円、子ども3000円などの割りふりで充分かもしれません。

新年会や送別会などどうしても避けられない飲み会代は、予算を別で立てておくと◎」



【将来に備えて貯蓄も万全に】

「通信費や小遣いなど、別の費目の割合が高いことで、貯蓄まで手が回っていない人は要注意。

急な出費であたふたしないためにも、できれば収入の10%、難しければ最低でも8%は貯蓄に当てられるように心がけましょう」





子どもが大きくなるとこんなところもお金がかかってくるかも!

被服費▷▷▷



子どもがおしゃれに敏感になると、親が選んだ服は着たくない!なんてことも……。

「被服費は月3%が理想ですが、年間で総額を決めてもOK。

夏は3万円、冬は5万円あれば充分です。

難しい場合は親が我慢するなど工夫しましょう」



交際費▷▷▷



中学生になると、子どもどうしのつきあいも増えてきます。

「高校生ならアルバイトをして交際費を賄えますが、中学生は小遣いのみ。

お年玉なども含めて、お金をどのように使うかを一度子どもと一緒に話し合うことが大切です」





【レタスクラブ編集部】(レタスクラブニュース)