健康を保ち、燃え尽き症候群にならないためには、毎日一定の休息が必要なことは、誰でもわかっています。

しかし、どんなに必要でも、十分な休息を取らない人がたくさんいるのも事実。そうなる理由は、時間を「生産的」に使わなければならないという思い込みがあるからです。

しかし、生産性に関する一流の専門家の1人は、真逆のことを助言しています。

本当の生産性とは?

最近のInc.の記事に、Googleのエグゼクティブ・プロダクティビティ・アドバイザーであるLaura Mae Martinさんの話が引用されています。

Martinさんは、「生産性とは、何かを達成すること自体ではなく、自分がするつもりでいることを達成すること」と定義しています。

たとえば、朝起きたときに、「今日は休息を取り、読書をして過ごしたい」と思ったのに、雑用に追われて駆けずり回ってしまったら、Martinさんの定義では「生産的」ではないことになり、プロジェクトに取り組むつもりだったのに、午後中ずっと動画を見て過ごしてしまうのと同じくらい時間を浪費していることになります。

しかし、Martinさんがもっと大きな意味で本質的に言いたいことは、「生産性とは本人が意図することをすることに尽きる」ということです。

今日は1日提案書を書いて過ごしたいと思っていたのにNetflixを見て過ごしてしまったら、まったく生産的でないことは言うまでもありません。

でも、仕事に直接役に立たないのに、山ほどメールに返信したり会議に出席したりして忙しく過ごすのも、それと同じぐらい「非生産的」です。

一方で、子どもと一緒に過ごすことが優先事項の1つなら、車で子どもを学校に送っていけば、生産的に時間を使うことになります。

つまり、仕事をしようと思うときは、仕事をすること、休息を取ろうと思うときは、休息すること、他人と心を通わせたいと思うときは、目の前の瞬間に集中すること。それが生産的なのです。

ですから、今週末は少し休んでリラックスしたいと思っていたなら、そういう時間を取りましょう。

そんなときは、たまっていた家の掃除やメールを片づけることに週末を使わないでください。

自分が何をしたいと思うかを大切にして、ワークライフバランスの両面に時間を使うようにすれば、短期的も長期的にも生産性は向上します。

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Image: Shutterstock.com

Source: Inc.

Nicole Dieker – Lifehacker US[原文]