4月26日公開の「新型コロナ流行中はコンタクトレンズを避けたほうがいい」を読みました。ウイルス感染防止のためにいまのところはコンタクトは使わないほうが安全なようです。

となると、次なる選択肢はメガネ。メガネの除菌はどうすればいいのでしょうか。

新型コロナ流行中はコンタクトレンズを避けたほうがいい 新型コロナウイルス感染が世界的に流行している今、米国眼科学会(AAO)は、コンタクトレンズを使っている人たちは眼鏡に変えたほうがいいとしています。A... https://www.lifehacker.jp/2020/04/if-you-wear-contacts-consider-switching-to-glasses-for.html

メガネのお手入れ方法

Healthlineでは、検眼医のウルフ医師がメガネのクリーニングの頻度と手順について説明しています。まず頻度ですが、レンズは軽く毎日拭き、メガネ全体は毎週。わたしはレンズが汚れた時にしか拭いていませんでした(反省)。

次に手順です。マイクロファイバー布とレンズ用クリーニングスプレーを用意します。スプレーは、現在、主に使われているポリカーボネート製レンズに使えるかどうかをチェックしましょう。

1:メガネを細菌から守るために、まず手をきれいに洗う。

2:メガネについているゴミをマイクロファイバー布で拭き取る。

3:ぬるま湯を流してメガネを洗う(硬水の場合は蒸留水を使う)。

4:メガネの内側と外側にスプレーをかける。スプレーの代わりに食器用洗剤(中性洗剤)を使う場合には、レンズの両側に1滴ずつ垂らして指で優しくこする。

5:ゆすいで、余分な水分を振り落として乾かす。(後略)

Healthlineより引用翻訳

メガネレンズの専門サイトれんず屋によると、せっけん、ハンドソープ、シャンプーなどアルカリ性のクリーナーはレンズのコーティングを剥がす可能性があるので避けるべきだそうです。

最初は目に見えなくてもNGなもので洗うのを繰り返すと、傷やコーティングの剥がれが目立ってきます

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ノーズパッドのお手入れ

メガネの中でも特に要注意なのが、フレームを鼻の上で支え押さえるノーズパッド(主にシリコン製)です。ここは皮膚に触れるので汗などで汚れやすい部分。

アメリカ生活でお世話になっている店舗の認定眼鏡士さんいわく、アルコールを湿らせた綿棒でノーズパッドの汚れを軽く取るのはOKですが、水分はすぐにマイクロファイバー布で拭き取るべしとのこと。

ノーズパッドが白く濁ってきたり汚れが目立ってきたら取り替え時だそうです。

通常、メガネ屋ではクリーニングや微調整、また必要に応じてパッドの交換も無料でしてくれます。

わたしは日本でフレームを買うこともあるのですが、その時にはノーズパッドを1対余分にもらいます。そうすると、アメリカに戻ってからも同じノーズパッドを交換してもらえます。

レンズはデリケート

Healthlineでは毎日レンズを軽く拭いてクリーニングするようにすすめていますが、レンズにはいろいろなコーティングがついているので、購入時にもらうマイクロファイバー布で拭くのが一番安全なようです。

また、レンズやコーティングの種類はいろいろあるので、レンズ用スプレーが自分のレンズに使えるかどうかを購入した店で確認すると安心。

絶対NGなのは、ティッシュやペーパータオルなどの紙製品やシャツの裾などで拭くこと。レンズに傷が付いてしまいます。また、つばをかけて拭くのは口の雑菌をメガネにつけているのでやめましょうとウルフ医師は注意を促しています。

アルコールは使える?

除菌といえばアルコールですが、メガネに使えるのでしょうか。

認定眼鏡士さんいわく、プラスチックフレームにはおすすめしないとのこと。それは、プラスチックの光沢が鈍くなったり、変色する可能性があるからだそうです。

メタルフレームでも金属の上に何らかのコーティングがされているので、アルコールで変色、変質する可能性がゼロではありません。メタルフレームでアルコールを使いたい時には、肌にあたるテンプル(つる)部分をサッと拭くだけに留めておくのがいいそうです。

メガネにNGなもの

英語でメガネは「glasses」、つまりガラスと同じなので窓ガラス用スプレーを使ってしまう人がいるそうです。でも今ではほとんどのレンズがデリケートなプラスチック製です。

自分の皮膚には使わない塩素系洗剤やアセトン(エナメル除光液)などはメガネにも使うべきではありません。またメガネは熱に弱いので、屋外や車の中に置きっ放しにするのもNGだそうです。

メガネをテーブルや洗面台の上などいろいろなところに置くことを考えると、かなり汚れていそうです。

メガネをきれいに拭いたら、睡眠時など長時間使わない時にはきちんとケースにしまうこと、そして定期的なクリーニングでメガネを清潔に保つことで目や皮膚の疾患も防げるとHealthlineは述べています。

メガネは医療機器です

意外に忘れがちなのですが、メガネは大事な医療機器です。緩んだネジを直すぐらいなら自分でできるかもしれませんが、それ以上の微調節や徹底したクリーニングは専門店にお願いしたほうがいいでしょう。

今は多くの店舗が休業中ですが、自宅でこまめに手入れして、お店が再開したらプロのケアをしてもらいたいですね。

認定眼鏡士さんの最後のアドバイスは、普段使いのものを最低2本は作っておくこと。万が一の時に予備のメガネがあると安心です。

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Source: Healthline, れんず屋

Image: Klaus Vedfelt / GettyImages