私はこれまで、スポーツや何かのアクティビティに関して、強迫的なまでに駆り立てられるような「行動の理由」がない限り、続けられた試しがありません。

私はしばしばこうした行動の理由を「目標」と呼びます。一方で、やる気という点では変わらないのに、トレーニングを「目標達成のためにするもの」と思っていない人もいます。

そこで私は、あることに気付きました。私のやる気を引き出しているのは、実際には目標ではなく、好奇心なのです。

一般的な目標設定方法

定番の「S.M.A.R.T.」式フレームワークでは、目標はとても具体的です。それぞれのアルファベットの意味は、次のとおりです。

Specific(具体的)Measurable(計測可能)Achievable(実行可能)Relevant(関連性あり)Time-bounded(期限あり)

つまりS.M.A.R.T.的な目標とは、「来週のパワーリフティング競技会までに、スクワットで225ポンド(約100kg)を挙げられるようになりたい」といったものです。具体的で、計測可能で、カレンダーに日付があります。

ただし、目標達成できるかはやってみないとわからない

ところが、トレーニングはいつもこのように行われるわけではありません。ベストを尽くして「達成可能」な目標を設定することはできても、本当に達成できるかどうかは、やってみないと分からないものです。

もしかしたら、あなたに許された時間と、取り組んでいるトレーニングプログラムの内容だと、210ポンド(約95kg)までしか達成できない可能性もあります。あるいは逆に、250ポンド(約113kg)を持ち上げられるかもしれません。自分を過小評価するべきではないでしょう。

期限を設けない目標設定。好奇心を大切にする

自分が実際にどんなふうにトレーニングをしているのか、その本当のところに気付くまで、少々時間がかかりました。私がしていることは、「目標」の設定ではなく、自問なのです。いくつか例を挙げてみましょう。

競技会までに、スクワットでどれだけ重量を増やせるか?5km走の自己記録を更新するには、トレーニングを何か月する必要があるか?デッドリフトのトレーニングを行うたびに毎回10ポンド(約4.5kg)ずつ増やしていくことを、どれだけ長く続けられるか?今日のベンチプレスで、どこまでの重量を挙げられるか?疲労感や倦怠感を残さずに、平日に毎日2回のトレーニングができるか?月末までに何マイルを走破できるか?

これらの質問はそれぞれ、S.M.A.R.T.のフレームワークから、パラメーターを1つだけ取り除いた目標です。つまり、例えば期限を設けずに、計測可能で具体的な数値を達成できるまでにどれだけ時間がかかるかを試してみる。あるいは、数値を設定せずに、期限までにどれだけ到達できるかを試してみる、というやり方です。

つまり、目標を達成したか否かというYesかNoかの設定ではなく、「自由回答式」の質問をするわけです。間違った答えなどありませんし、失敗もありません。何か新しいことをして、自分を知るだけのことなのです。

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Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文]