Big Surとは、カリフォルニアの名所であり、今年登場する、新しいmacOSの名称でもあります。

新しいOSはどんな感じ?

iOSやiPadOSのデザインが嫌いな人にとっては、悪いニュースになるかもしれません。

目次

1. 進化したメッセージアプリ

2. 友だちの居場所を確認できるマップ

3. Safariの拡張機能は、プライバシーをさらに重視

4. アプリのプライバシー情報を表示

MacはiPhoneやiPadに一歩近づいた?

WWDC 2020キーノートに関する記事でも書いたように、新OSはまさに「macOSとiOS/iPadOSの融合」を目指したものだと言えます。

Appleが、このmacOS Big Surで、モバイルデザインに大きく舵を切ろうとしているのは明らかです。

ヘビーユーザーは、macOS Big SurとiOS/iPadOSに、たしかな違いがあることに気づくかもしれませんが、 一般ユーザーは、かなり近づいたように感じるはずです。

No, of course not! (WWDC 2018) #WWDC20 pic.twitter.com/KsNp0TnSkk

— Super (S)mashiron (@shiinadere) June 22, 2020

見た目はこんな感じです:

Screenshot: David Murphy

もちろん、似ているのは見た目だけではありません。

iPhoneやiPadで便利だったコントロールセンターが、Macにもやってきます。

ウィジェットは? もちろんあります!

一箇所ですべての通知がグループ分けされて表示される通知センターは? ありますよ。

iOSに適用されたメッセージアプリの進化は? あります。

ミー文字の作成やカスタマイズは?イエス。

マップへのお気に入りの追加は?なぜ今までできなかったのか不思議なくらいです。

進化したメッセージアプリ

Screenshot: David Murphy

iOS/iPadOSにおけるメッセージアプリのアップデート内容を知らない人もいるかもしれないので、ここでもう一度おさらいしておきます。

まず、お気に入りの会話をメッセージリストの上部にピンで固定できるようになります。これで、重要なチャットをしっかりフォローしながら、重要でないチャットはスルーすることも簡単にできます。

インラインの返信でメッセージに直接応答できるほか、グループ会話中に、相手の名前をタイプすれば、特定のメンバーに直接メッセージを送信可能。

会話の参加者のアイコンがメッセージの上部に表示され、発言が多いほどより大きな写真で表示されます。会話にイメージ画像を設定して、すぐに見つけられるように。

前述の通り、ようやくmacOSでもミー文字の作成やカスタマイズができるようになります。なぜもっと早く導入しなかったのかといえば、iPhoneを売りたかったからでしょう。

とはいえ、Macでも使えるようになるのはうれしいかぎり。メッセージエフェクトを使ってメッセージを個性的に彩ることもできます。

友だちの居場所を確認できるマップ

macOSのマップにも、ようやくiOS/iPadOS版と同じ利便性が備わるようです。自転車や電気自動車で移動する人のために経路案内を含む、iOS/iPadOS 14の改良点がすべて適用されます。

また、行きたい場所を登録したお気に入りリストを作ることができます。自分で作るのが面倒なときは、ほかのユーザーが作成したトラベルガイドを閲覧することも可能。

そのほか、屋内マップをブラウズできるほか、iOS/iPadOSの「Look Around」機能、すなわち「ストリートビュー」機能も使えます。

Screenshot: David Murphy

個人的に気に入っているのは、友人にETA(到着予想時刻)を共有してもらうと、相手の現在位置をリアルタイムに把握できる機能です。

たとえば、職場で仕事を片付けながら、買い物から帰宅する配偶者の現在位置を知りたいときに、わざわざスマートフォンをとり出さなくても、作業中のパソコンからチェックできるのは便利です。

Safariの拡張機能は、プライバシーをさらに重視

Safariの拡張機能? 昔からありますよね。でも、これからは、Mac App Storeの専用カテゴリで拡張機能を検索できるようになります。

Screenshot: David Murphy

最も重要なポイントは、拡張機能が動作するウェブサイトを選べるようになることです。Appleのすばらしい決断です。これで、怪しげな拡張機能が必要以上のデータにアクセスするのを防ぐことができます。

また、拡張機能の有効期限を「当日限り」に設定することもできます。つまり、拡張機能がいつどのように動作するかをユーザーが選べるようになります。

Screenshot: David Murphy

ほかにも、競合ブラウザに近づくため、Safariにはいくつかの重要な改良が加えられました。

たとえば、タブ管理機能が向上(ファビコンの追加など)したほか、タブにカーソルを合わせることでページプレビューが表示できたり、スタートページに、リーディングリストのようなコンテントセクションや、好きな背景画像を追加できるようになります。

Screenshot: David Murphy

それだけではありません。Safariには独自の翻訳機能も搭載されています。

ウェブサイトに自分の母国語でないコンテンツが含まれていると、自動的に通知してくれます(起動時の言語を7つから選べる)。

ボタンをクリックすると、現在閲覧しているページを瞬時に指定した言語に翻訳してくれます。

アプリのプライバシー情報を表示

iOS 14と同じく、Mac App Storeでは、各アプリケーションのプライバシー情報が表示されます。表示される情報には、そのアプリケーションが収集する可能性があるデータのタイプや、そのデータが追跡目的で第三者と共有されるかなどが含まれます。

この内容次第でアプリのインストールが制限されるわけではありませんが、少なくとも、そのアプリが本当に必要なものなのか、それともデータだけをとろうとする大したことのないアプリなのかを判断する助けになるでしょう。

以上です!正直なところ、macOS Big Surはグラフィックの再定義の意味合いが強いと感じますが、それはそれでOKです。

Appleが、iPhoneやiPadの機能(とUIエレメント)をMacに統合しようとしているのは明らかです。

そしていつの日か、すべてのアプリがすべてのAppleデバイスで使えて、同じルック&フィールやユーザー体験を楽しめるようになると思います(そしてもちろん、1つのApp Storeですべてのアプリ、アドオン、サービスを購入、管理できるようになるでしょう)。

もしかすると、逆のことが起きるかもしれませんが…。

macOS Big Sur is actually gorgeous. The spacing of the icons in the menu bar. The consistent, airy UI. Icons have depth, shading. I'd love to see more of this in iOS, honestly. pic.twitter.com/ARe4oIwc17

— Sebastiaan de With (@sdw) June 22, 2020

macOS Big Surは実にゴージャスです。 メニューバーのアイコンの位置取り。 一貫性のある風通しの良いUI。アイコンには奥行きと陰影があります。 正直言って、むしろiOSがこうなることを望みます。

Image: Lifehacker US, Apple

Source: Twitter

David Murphy - Lifehacker US[原文]