やりたいことが達成できない3つの心理的要因

やりたいことが達成できない3つの心理的要因


Inc.:あなたの夢がなかなかかなわないのは、お金がない、時間がない、家族のためにしなくてはならないことがある、健康問題などなど、幾多の現実的理由のためだと思います。しかし、ある新刊書の著者によると、実現が進まない表向きの理由がなんであれ、それらの根底にあるのは、おそらく次に挙げる3つの問題のうちの1つだというのです。

『Changing to Thrive(元気に生きるための自己改善)』というその本を書いたのは、心理学者でがん予防研究センターの創設者、James Prochaska氏と、Pro-Change Behavior Systems社CEO のJanice Prochaska氏です。両氏は、健康になるための生活改善のエキスパートで、それがこの本の中心テーマです。しかし、書かれているアドバイスは、あなたが望んでいるいかなる人生改革にも当てはまるものなのです。

主な問題は実践面ではなく、精神面


Greater Good科学センターが最近掲載した書評によると、Prochaska夫妻の主な主張は、生活を変えるのが難しい真の理由は、実践面ではなく、精神面の問題だということです。同センターのJill Suttie氏は、健康のための生活改善を阻む感情障壁は、次の3つのうちのどれかだと述べています。

改善や改革が実現する過程を理解しておらず、オール・オア・ナッシング(成功するか失敗するか)だと思っている。つまり、挫折や失敗を繰り返しながら徐々に前進するものであるとは思っていない。

失敗が重なって行き詰まりを感じ、やる気をなくしてしまう。

問題自体を認めない、正当化する、守りの姿勢に入る、他人に当たるなどして、自らの問題行動の弁護に走る。

あなたにも心当たりはないでしょうか? これらは、減量や禁煙などの生活改善によくある問題ですが、たとえば、ビジネスがうまく行っていないのに必要な改善をせず、3番のように現状を正当化している人を、誰もが見ていると思います。また、脱サラ起業を夢見ながら、1番のように、変化を過大視してなかなか動けない人もいるでしょう。


感情の障壁を乗り越える


こうした障壁は、どうすれば克服できるのか? それがGreater Goodの記事の目玉ですが、興味のある方はぜひ全体を読んでみてください。Prochaska夫妻の奨励する解決策をまとめると、変わりたい本人があなた自身であれ他の人であれ、本人にやさしくしてあげなさいということです。

人を非難したり「厳しく」したりするのは、単純に非効果的であることが研究でわかっています。では何が効果的なのかというと、改革を図る際の、挫折や恐れ、自らの選択に関する不安は、感じて当然なのだと教えてあげることです。自分を肯定するほうが、自分がダメだと思う部分を厳しくコントロールするよりも、目標達成の近道としてはずっと効果的なのです。

著者が、自分や生活を変えようとしている人に、研究で裏付けされた、肯定感を高める習慣を勧めているのはそのためです。瞑想、畏敬の念を感じる機会、感謝の習慣、生き甲斐となるようなクリエイティブな趣味、といったことを勧めています。


The Top 3 Reasons You Can't Change Your Life|Inc.com

Jessica Stillman(訳:和田美樹)
Photo by Shutterstock

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