太宰治の未完の遺作を原案にした映画『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』の舞台挨拶が大阪市内でおこなわれ、主演の大泉洋、小池栄子、成島出監督が登壇した。

なぜか女にめっぽうモテる文芸誌編集長の田島周二を演じた大泉。「台本を読んだときの印象よりも、ここはこうやって演じるのか、こうやってセリフを言うのか、ってどんどん面白くなっていくと感じた」と監督の演出を絶賛した。

しかし、具体的に「舐めるように尻を見てくれとか、抱きついた瞬間に恍惚の表情を一瞬浮かべてくれとかね。若干変態めいた演出が多かったです(笑)」と打ち明けた大泉。

すると、「この映画って少し色気がほしい。生っぽいのをやってもらいたいというのがあったので、どうしてもそっちの傾向に・・・」と、成島監督が変態路線を認めてしまう。

それを聞いた大泉は、「だから僕は言ったんですよ!『監督、大丈夫ですか? 僕、変態に見えませんか?』って。『大丈夫、かわいく見えるから大丈夫だよ』って言ってくれてたんですよ」と、裏切られた形に驚きの表情。

小池が、「チャーミングですよ。子犬みたいな表情を浮かべたり、甘えん坊さんっぽい雰囲気だったり、ときに孤独な背中が見えたり・・・。女性がほっとけないと思う田島像をしっかり作ってくださった」とフォローするも、大泉は「でも観終わった後に、ネットで『ただの変態やん』って書かれたら・・・」と、観客の評価を心配して見せた。

同作は、大泉演じる田島がキヌ子(小池)と偽夫婦に扮し、愛人たちと別れるために奮闘するコメディで、愛人役に緒川たまき、橋本愛、水川あさみ、ほかに松重豊、濱田岳らが出演。同映画は2月14日に公開される。