「食のまち・大阪を守り、外食を楽しむ文化を取り戻したい」と7月1日、大阪商工会議所など大阪の主要な団体が一堂に介したプロモーションイベントが、「道頓堀づぼらや」(大阪市中央区)の前で開催。大阪府の吉村洋文知事と松井一郎大阪市長も駆けつけた。

『大阪の食を守ろう「食のまち・大阪」再始動』と題された同イベント。コロナ禍以前は人通りの多かった道沿いにこの日、「道頓堀ストリートカフェ特設テーブル」が設置されイベントが実施された。

吉村知事は、「道頓堀が元気にならないと大阪は元気にならない。感染症対策をやりながら、みなさんで盛り上げていきましょう」と挨拶。

松井市長も、「コロナにえらい目にあわされました。今、抑える形ができてきた。コロナに負けず、大阪の賑わいをV字回復目指していく。そのために、大阪で食を楽しんでいただきたい。10万円給付遅れていて、すみません。必ず届きますので10万円、使ってください!」と会場を盛り上げた。

その後、2人をはじめとする参列者たちはたこ焼き、串揚げ、お好み焼きなど、大阪の名物グルメを堪能。

大阪商工会議所の尾崎裕会頭は、「こうやって外で食べるのも最高。今までインバウンドの人がいたからこんなことできなかったけれど、来るまではゆったりと外で食べられる仕掛けもやっていただきたい。道頓堀もついでに歩行者天国で、こうやっていっぱい店を出せるようにできれば」と提案。

それを受けた松井市長は、「それを御堂筋でもやろうと思っています」と返答し、新たな取り組みを検討していることが分かった。

また、大阪の名物を食べた吉村知事は、「おいしい! でね、道頓堀で食事をするためにはお金が必要。私は大阪市民なのですが、待てど暮らせど10万円が入ってこないんですよ」と松井市長の隣で発言。

松井市長はすぐさまマイクを奪い、「あのね! 吉村知事は昨日ボーナスもらいましたから、10万円まったく必要かない。ひょっとして申請したの?」と問うと、吉村知事は「いち早く」と回答。

これに対し松井市長は、「公務員はゆっくり申請せいと言っただろう。いち早く? 却下します! こんなに早く申請するとは思わんかったわ」とあきれ顔。

7月上旬でも支給率が1割程度と言われている大阪市。府下でも対応の遅さが際立っているだけに、2人の掛け合いに会場からは失笑が起きた。

取材・文・写真/岡田由佳子