関西を中心にホテルを展開する「リーガロイヤルグループ」による8年ぶりの新ホテル「リーガグラン京都」(京都市南区)が、7月15日オープンする。

「宿泊主体型」ホテルとして、同地区で営業し宴会場など擁する系列ホテル「リーガロイヤルホテル京都」とは、明確に棲み分けるという。総支配人の澤野隆宜さんは、「一般的なビジネスホテルではなく、シティホテルとの中間として趣向を凝らしたホテルです」と説明する。

その背景として、「京都のビジネスホテルの宿泊客は圧倒的に観光客が多い。ならば、私たちらしい一流のエッセンスを凝縮させた新しいホテルで、観光客の皆さまに満足いただきたい」と、館内のいたるところに仕掛けを施している。

約400年続く日本唯一の唐紙屋「雲母唐長」の唐紙師・トトアキヒコさんの唐紙アートや、京都在住の書家・川尾朋子さんによる書アート、京都の書店「恵文社 一乗寺店」による選書といった、京都ならではのカルチャーが館内を彩る。これらはディスプレーとしてだけでなく、京都の伝統芸術や文化を受け継ぐ若い世代の発信基地も兼ね備えているそう。

また、「東京ミッドタウン日比谷」など国内外の大型施設を手掛けるインテリア企業「イリア」による内装は、石畳をイメージした床や、伝統的な染め物の型を利用した表示デザイン、建具のインテリアなど、京都らしさも随所に感じられる。

朝食は京都の旬菜を取り入れたお重箱朝食「京の四季彩箱」(2300円)を準備。3段のお重にはひと口サイズの料理が12品、温製料理、サラダやデザートまで付く豪華な献立で、コロナ禍収束後はブッフェ形式も予定している。

「何度でもお泊まりいただき、コスパの良さを感じていただきたい」と意気込む。宿泊料金は1泊2万7000円〜(税サ、宿泊税別)。大浴場もあり、1階には無料のコインロッカールームも。JR京都駅八条口・八条東口から徒歩3分の好立地。

取材・文・写真/中河桃子