奈良の木を使った集成材や木製品を手掛ける木材メーカーの「南都木材産業」(奈良県吉野郡)。奈良県産ヒノキを使った「吉野ひのきマスク」を社長自らが開発し、話題となっている。

マスクは0.1ミリのヒノキのかんなくずを使用。布と比べて空気の透過性を心配されるかもしれないが、口元は立体構造で空間が確保され、息苦しさもなく快適に。水分を吸収するヒノキの性質によりマスクのなかは蒸れにくく、なによりも天然のヒノキの香りに包まれリラックス効果があると好評だ。使用後は除菌シートなどで拭き取り、丁寧に取り扱えば連日着用しても2週間は使用が可能だという。

4月の発売直後は関西エリアの注文が中心だったが、今月6月5日に江藤農林水産大臣がこのヒノキマスクを着けて会見をおこなったことで話題に。SNSでは「メイドインジャパンで欲しい笑笑」「いい香りしそう」「リラックス効果も期待できますね」との声があがっており、今では全国からの注文が後を絶たないという。

「一つひとつ手作業で作っているため、1日100個までの生産になり、現在は数量限定で受け付けています」と広報担当者。毎日朝8時よりネットにて予約受付。大人用マスクは1日30セット(1セット3枚入り)限定としており、販売開始1分で売り切れる日もあるとか。当面入手困難な日が続きそうだ。