カフェを併設した図書館「THE PARK OHASU(ザ パーク オオハス)」が、8月1日にリニューアルした「大蓮公園」(堺市南区)内にオープン。本だけでなく、飲食やアウトドアも楽しめる図書館となっている。

1970年に世界的建築家・槇文彦氏に手掛けられ、2016年6月までは「旧泉北すえむら資料館」として同地域周辺で出土した「須恵器(すえき)」などを展示していた同館。今回の公園全体のリニューアルに伴いリノベーションが施され、市民有志たちに選書された本が並ぶ私設図書館として生まれ変わった。

館内各所にテーマに沿った本が並び、だれでも自由に利用できる同館。現在、本の貸し出しはおこなわれていないが、館内に用意されたアウトドアブランド「Snow Peak(スノーピーク)」のイスやテーブルでゆっくり読書が楽しめる。また絨毯が広がるキッズスペースでは、連日子ども連れの親子が絵本の読み聞かせをする姿も多く見られる。

同施設を管理する南海不動産の担当者は、「市民のみなさまと一緒に作り上げていくことをコンセプトとし、今は本も少なく、完成というわけではありません。これから先20年かけて地域の方々と一緒に育てていけたら」と地域に寄り添った図書館を目指していくという。

さまざまなスタイルで活用できるよう、ニュージーランドのロースター「オール・エスプレッソ」のエスプレッソ(350円)などを提供するカフェバーを併設。ワインや食事は大阪・松屋町の「フジマル醸造所」がプロデュースし、グラスワイン(400円)、「なにわ黒牛カレー」(800円)や「ズリとジャガイモのコンフィ」(700円)などがラインアップ。

また、屋上のルーフトップでは毎週金・土・日曜(2020年8月10日〜13日も営業)ではBBQの営業も。「フジマル醸造所」による食材のセットが付いた手ぶらBBQのプラン(中学生以上4500円、小学生2500円)と、食材の持ち込みプラン(利用料2000円、18歳未満1000円)から選択可。

場所は泉北高速・泉ヶ丘駅から徒歩約10分。営業時間は月〜木曜は10時〜18時、金・土・日曜と祝前日は22時まで営業し、レストランやバーとしても重宝されそうだ。

取材・写真・文/野村真帆