大阪発のクラフトビールブランド「BAK(バク)」の直営店が、商業施設「グランフロント大阪ショップ&レストラン」(大阪市北区)の北館・飲食フロアに10日、オープンした。

醸造所併設の北浜店と堂島店に続き、大阪で3店舗目となる同店はスタンドスタイル。自社製造のビールを中心に約10種が味わえ、メニューにはユニークすぎる味がずらりと並ぶ。

チョコミントスタウトの「サーティーン」や、マンゴーの後味を感じる中華の杏仁風の「杏杏」はスイーツをイメージしたもの。ほかにも大阪産のキュウリをたっぷり漬け込んだ「キューカンサワー」、柑橘系の香りの後に力強い苦みがくる「苦渋」など、香りにもこだわった個性派ぞろいだ。

店のコンセプトについて、「よそにはない、とにかくおもしろいものを作りたくて。もっとクラフトビールの裾野を広げたいので、おいしさはもちろんですが、若い世代やビールが苦手な方にも『何かおもしろそう!』と気軽に楽しんでもらえれば」と、代表取締役で醸造家の川本祐嗣さん。

これまでも、季節に合わせて「ウナギの蒲焼き」などおもしろさを追求した味を作り、メニューは2週間ほどで順次、新作に変わっていくという。好評なものも味を改良していくため、店に出ているビールとは一期一会になる可能性も。

ビールはどれも、スモールとレギュラーの2種から好みの量をチョイス。「外国人が見た大阪」をイメージしたアジアンテイストの空間で、既存店で人気の「自家製タルタルソースのフィッシュ&チップス」(1280円)などをアテに立ち飲みが楽しめる。

10日にリニューアルされた6階の「UMEKITA FLOOR(ウメキタフロア)」は、同店がある「路地裏エリア」をはじめ、全面ガラス張りの「ウィンドウエリア」、ゆったりしたソファ席が充実の「ウォールエリア」など、共用部エリアを大幅に改装。新たに6店がオープンし、「大人のあそび場」空間となっている。

営業は11時〜翌2時、金・土は〜翌5時、平日前の日・祝は〜23時。9月10日から当面の間は、11時〜24時(平日前の日・祝は〜23時)。

取材・文・写真/塩屋薫