タレントや著名人のツイッターアカウントにつく、公式マークと呼ばれるブルーのバッジ。そのアカウントが本物であるかどうかの判断で重要視されるものだが、これまでもまだ付いていない芸能人やさまざまな企業アカウントが、「公式マークが欲しい!」と声をあげることもしばしば。

そんななか、「弊社も公式マークが欲しかったので作りました!」と、なんと公式マークを「自作」し、スマホに直接貼り付けた写真付きツイートが29日に投稿され、「その手があったか!」「力技」と話題となった。

模型やジオラマを製作する「大和工藝」(奈良県香芝市)のツイッター担当で、公式マークを製作した供田さんにさっそく話を訊いた。

──強行突破した感じに笑ってしまいました。どういった経緯で「公式マーク」を作られたのでしょうか?

2019年4月からツイッターを始めたのですが、常々「公式マークつけてくれへんかなぁ? どうやったら付くんかなぁ?」と思っていたんです。でも公式マークが付く基準もわからないので、「それなら」と自分で作ってみました(笑)

──さすがは模型を作る会社の社員さん、手先がめっちゃ器用ですね。サイズがとてもリアルだったのですが、採寸して制作されたんですか?

はい。自分のスマホで大きさを測って作りました。まず公式マークをCAD(コンピュータを用いて設計をすること)上でデータ入力後、レーザー加工機を使用してパーツを出力。それから缶スプレーで着色しました。

思い立ってすぐ作りはじめて15分ほどで完成し、軽い気持ちでツイートしたところ大反響をいただき、とてもびっくりしています。笑っていただけているようでうれしいです。

──実物に限りなく仕上げるとは、プロの仕事ですね! 普段はどのようなものを作っておられるんですか?

弊社は、建築模型をはじめ、ジオラマ、鉄道模型などのミニチュアを作る会社で、そういった小さいものを作っています。なかなか一般的には知られることのない業界なので、今回のツイッターが話題になったことで、少しでも知っていただけたらうれしいです。

──どういうところで見られるのでしょうか?

ジオラマは、「あべのハルカス」や「梅田スカイビル」などの展望台があるところなどによく設置されています。また弊社のインスタグラムでも公開しているので、ぜひチェックしてみてください。

取材・文/野村真帆