静岡県森町にある小国神社。「疫病の神」を祀っていることもあり、県内外から参拝客が訪れています。

静岡県森町にある小国神社。「疫病の神」を祀っていることもあり、県内外から参拝客が訪れています。

24日午前10時、早い時間ですが、カメラを片手に紅葉を楽しんでいる方がかなりいました。

紅葉シーズン 1日1000人ほどが参拝に

小国神社は静岡県内有数の紅葉の名所。境内を流れる川に沿って、赤や黄色に彩られたモミジは見ごろを迎えています。

島田市からの参拝客 30代:「天気もいいし、綺麗で良かった。人との距離も適度に取れてとてもいいと思います」

浜松市からの参拝客 70代:「まだちょっと早い。前も来たことがあるが、もう少し後の方がいいかな。きのうまでの連休は休みだったが、それを外して密を外すように(きょう)来ました」

観光客の気がかりは、新型コロナの感染拡大。特に混乱を招いているのが、旅行の目的地としてGoToを除外された地域の住民も、他の地域に旅行する場合は割引を適用する国交省のガイドラインです。

浜松市からの参拝客 70代:「まずいんじゃないですか。東京や大阪から(感染した)人が来たら、こっちがひどくなっちゃう。はっきり言って怖い。増えちゃうから」

磐田市からの参拝客 30代:「経済回すのも大事じゃないですか、回してもほしいし…。マスクしないとか、ルール的なことから外れるのは良くないかなと思う」

紅葉シーズンが始まり、小国神社には平日でも1日1000人ほどが参拝に訪れています。初もうでに次いで混雑するこの時期、重要になるのが感染症対策です。

密を避けるため賽銭箱も長く

林輝彦アナウンサー:「(手を合わせて礼)。本来だったら、ここで鈴を鳴らすのですが、多くの人が触るということで、鈴は無くしました。そしてお賽銭を入れる木箱も大きいですよね。実はこの木箱、三が日、お正月用の木箱で、幅を取ることによって密を避ける狙いがあります」

ほかにも、列ができるところには印をつけ、参拝客が十分な間隔を空けられるようにしています。それでも、神社が心配するのは初詣。毎年三が日には30万人が訪れるといいます。

小国神社 権禰宜 森越靖幸さん:「初もうでで楽しみにしている方もいると思いますが、出店について今年はコロナ禍ということで、飲食は境内では控えてもらってお持ち帰りをお願いしたい。コロナの対策として分散してお参りしてほしいです」

小国神社の敷地内にある「ことまち」横丁。土産物店やカフェなど9つの店が並んでいて、その場で飲食をすることもできます。紅葉とGoToトラベルにより、利用客が増えています。

鈴木長重商店 佐藤拓マネージャー:「GoToのおかげでたくさん利用していただいているので、一般の客は最近多く来てもらっている。観光バスの客はかなり減っているが、合わせると昨年並みには来てもらっています」

にぎわいに期待しながら、消えることのない新型コロナへの不安。再三、方針転換しているGoToトラベルの動向も気にかけながら、できる限りの感染症対策をして、観光客を迎えるつもりです。

鈴木長重商店 佐藤拓マネージャー:「不安な面がないということはないので、感染対策はきちんとしています。皆さんにもPOPなどで呼びかけるようにしているので、(来場者には)ご協力をしてもらえればと思います」

11月24日放送