働きたくない瞬間が「ある」84%も。理由は「職場の人間関係」

仕事中に「働きたくないな」と思う瞬間がある人はどれくらいいるのか。そう思うのは何が理由なのか、株式会社ビズヒッツが仕事をしている人1000人に意識調査を行ったところ、実に8割を超える人が「働きたくないと思った瞬間がある」と回答したということです。

回答者の年齢層

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回答した1000人は、20代の若手から40〜50代のベテランまで幅広い年齢層の方々でした。

仕事をしている人の84%は「働きたくない」と思う瞬間がある

仕事をしている中で「働きたくないと思う瞬間があるか?」を質問した結果、1000人中845人(全体の84%)の人が「ある」と回答しました。8割以上の人が働きたくないと思ったことがある中で、働きたくないと思ったことがないというわずか16%の人は、比較的良好な職場環境にいるということでしょうか。

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働きたくないと思う1番の理由は「職場の人間関係がつらい」

働きたくないと思う1番の理由は、196人が挙げた「職場の人間関係がつらい」でした。5位の「上司が嫌い」の55人も人間関係の中に含めると、250人以上(全体の約20%)が職場の人間関係に対して、働きたくないと思えるほどのストレスを感じていることがわかります。また、2位の「疲れる/体がつらい」や、3位の「休みがない/残業が多い」を見ると、昨今の働き方改革の流れの中でも依然として時間的・体力的に楽になっていない人が多くいることもわかります。

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働く理由は1000人中740人が「生活のため」

働く理由を質問した結果、1000人中740人が「生活のため」と回答。ダントツ1位の結果となりました。働きたくないと思えるぐらい辛いことがあっても、生活のために我慢して働いている人が多いことがわかりますね。

hatarakitakunai00004 男性が働く理由は大黒柱として家族を守るため

「生活のため」が8割とダントツの1位ですが、生きるのに必要なお金を稼ぐため家族を養うためなど、「一家の大黒柱として家族を守るために働いている」と感じられる回答が多かったです。一家を支える覚悟は頼もしい限りですが、一方で夢や自己実現・社会貢献を目的にしている人は非常に少なく、誰もが割り切って仕事をしている印象です。

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女性が働く理由はより良い生活と将来のため

男性と同じく「生活のため」が1位となりますが、生活の質を下げないため、家族で楽しく生活できるだけの収入を得たい、など、より良い生活のために働いている回答が目立ちました。さらに、将来を考えての「貯蓄や老後の蓄え」「子供の教育費」のために働いているという回答が多かった点も女性ならではと言えるでしょう。「生活のため」と一口にいっても「今の生活のため」という観点と「今後の生活のため」という観点があるとおもいます。

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キャリアコンサルタント中村氏の考察

令和元年度の世論調査における「働く目的」を問う設問では、56.4%が「お金を得るために働く」と回答しています。年齢階級別では30〜39歳が最もお金のために働いていると回答しており、将来の生活を強く意識する時期でもありますから当然とも考えられますが、生活はお金によってのみ構成されるものではありませんから、「統合的な人生設計」を視野にいれた生活を意識していきたいものです。

どんな職場環境や条件なら積極的に働きたいか?

「どんな職場環境や条件なら積極的に働きたいか?」を聞いたところ、「給料が多い/仕事に見合った報酬がもらえる」(255人)、「人間関係の良い職場」(250人)がほぼ同数となりました。

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給料は単に高収入を希望している人よりも、生活に困らない給料、仕事量に見合った給料がほしいといった現実的な回答が目立ちました。また、「お互い助け合いの気持ちがある」「仲が良い」「信頼できる上司がいる」など、人間関係の良い職場なら多少仕事がキツくても頑張れるという声が多く聞かれました。

さらに、ネット環境が整備されつつある現代社会ならではの回答として特筆すべきなのが「リモートワークができる」(91人)です。1000人中91人が回答していることからも、リモートワークが徐々に浸透してきていることが見受けられます。

キャリアコンサルタント中村氏の考察

気持ちよく働けない、自分自身が納得して力を発揮できない状態であれば「仕事に見合った収入」といえるでしょうか?
あなたにとって、何を基準に見合った収入と感じることができるか今一度考えてみることをおすすめします。気持ちよく働ける職場というものは経営陣の努力だけではつくりあげることはできませんから、あなた自身がより良い仕事・職場をつくっていくよう、積極的に働きかけることが大切です。意外と知られていませんが、報酬の高さと、仕事の量、仕事の質に関係がない場合があるので注意しましょう。

働きたくないと思っている人はごく少数

「働きたくない」と思ったことがある人の中で、「そもそも労働が嫌い、働かずにラクして暮らしたい」と考える人は1,000人中36人とわずか3.6%。多くの人は、「人間関係のつらさ」「休みがなく疲れがとれない」「働きに見合った給料が得られない」「通勤がつらい」のように、本当は働きたいけれども心が折れてしまう瞬間があることがわかりました。
現在、内閣府は「ワーク・ライフ・バランス」を勧めていますが、それと並行して、働く人同士が互いに思いやりをもち、気持ちよく働ける職場の雰囲気を作っていくことが大切なのかもしれません。

キャリアコンサルタント中村氏の総括コメント

働きたくないと思っても、ほとんどの人は働きます。また、今回の調査でも働きたくないと思っている人はごく少数でした。サラリーマン、自営業をするのか、ボランティア、家事労働、さまざまな仕事のあり方があり、仕事は幸せな人生をおくるためには切り離せないもの。人間は「社会的な生き物」であり、社会の中でより良く生きたいと考えることは遺伝子に組み込まれた本能的欲求なのだそうです。
「仕事に行きたくないな」とおもう日があっても、人生の大事な役割の中での意味を考え、うまくバランスをとりながらあなたらしいキャリアを組み立てていただきたいと思います。

全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
https://media.bizhits.co.jp/archives/2652

source/image by: PR Times

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