中条あやみ、金髪役に本音「確かにハーフですけど、素の自分は大雑把な大阪人」

モデル、女優、日テレ系紀行バラエティ「アナザースカイ」のMCなど幅広く活躍する中条あやみさん。Sexy Zoneの中島健人さんとW主演したラブコメ『ニセコイ』が12月21日(金)に公開。これまでの“清純派”なイメージから一転、「ゴリラ女」とも言われる金髪ハーフの少し大雑把な女子高生、千棘(ちとげ)をコミカルに演じています。前回『ニセコイ』で取材した池間夏海さんに続き、今回は中条さんをMAG2 NEWSが直撃取材してきました。

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中条あやみが金髪&ハーフで喧嘩っ早いキョレーツ女子に

『ニセコイ』は「週刊少年ジャンプ」で2011〜2016年まで連載され、ラブコメ史上で最長連載を果たし、累計1200万部以上を売り上げた人気コミックを映画化。極道一家「集英組」の一人息子・一条楽(中島)と、ギャング組織「ビーハイブ」の一人娘・桐崎千棘(中条)が、性格真逆で相性最悪にも関わらず、組織の抗争を鎮めるために“偽物の恋人(ニセコイ)”を強制的に演じさせられることから始まるストーリーです。

201812kajo_『ニセコイ』メインカットA

 

──千棘は金髪ハーフの女の子ですね。役を演じるに当たっての思いは?

「今まであんまり(自分自身が)ハーフということも出してこなかったですし、私自身、千棘に近い性格で、大雑把なんです(笑)。河合監督は映画「チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜」の時から私を見てくださっていて、『素でいいよ。大阪出身の中条あやみを出せばいい』と言ってもらったので、思い切って自分を出す、というか、関西にいた時のキャラ濃いめの友達を浮かべて、演じようと思いました」

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──素の中条さんはどんな人なんですか?

「楽しいことや、面白いことが好きで、小5男子みたいってよく言われます(笑)」

──映画には素に出ていますか?

「そう思います。多少、素よりオーバーではありますが、楽しみながら開放的な気分で演じていたので、撮影ごとに涙を流すくらい笑っていました。この作品の中で一番楽しんでいた自信がありますね。だから涙を流すくらい笑える映画になっていると思います!」

──千棘の性格は近いものがあったんですか?

「(千棘は)大胆に見えて、繊細な部分を持っている子。私自身もこう見えて、繊細な部分があるので、共感できる部分がありました。愛着というか、(千棘と)肩を組み、励ましながら、演じてきた部分はあります」

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──ハーフであることは公言しなかったのは?

「純日本人の役をすることがあるので、あまりイメージをつけたくなかったんです。でも、隠すことでもないので、『本来の自分を知ってもらったら』と思いました。(本名の)ポーリンはイギリスのおばあちゃん(ポーリンさん)からもらった名前です。家族や友達からはポーリンと呼ばれています」

──これまで、シリアスなものからコミカルなものまで幅広く演じられていますが、今回ほどコミカルな部分が全面に出た作品はないですよね。大阪出身ですが、お笑いは好きですか?

「私自身、面白い人間ではなかったので、笑いのネタを振られても、結構気付かなかったり、すっとぼけた部分があって。すると、みんなから、『ホンマにノリが悪いな〜』と言われたり……。笑いを強要してくる大阪は、私にはきついなと思っていました(笑)。だから、人とツボは違うかもしれません。今回、コメディって、一番難しいと思いました。お笑いを改めてリスペクトしました」

──好きな芸人さんは?

「今田耕司さん。『アナザースカイ』でご一緒し、本当にすごいなと思いました。笑いの神様ですね。話していると、関西弁がうつっちゃうんです。ほかには、ダウンタウンさん、バカリズムさん。バラエティー番組に出演させていただいて、お笑いをやっていらっしゃる方って、本当にすごいなと思いました」

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──今回の現場でも笑いは絶えなかった?

「中島さんを筆頭にみんなが盛り上げてくれました。間の取り方や表情を考えて、どれくらいオーバーにやればいいのかを中島さんと話し合いました。彼はものすごく頭がいい人なので、細かく説明してくれました。常にアドリブを入れてくるので、気を抜けなかったです(笑)」

──髪を根元から金髪に染めましたが周りの反応はいかがでしたか?

「金髪にしている間は、街を出歩いていても気付かれなくて、エレベーターでボタンを押してあげたりすると、『サンキュー』と言われて、外国人だと思われていたみたい(笑)。すごく心地良かったです」

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──役のギャップはどのように感じますか?

「自分とは違う人になったりするので、ギャップは感じます。(チアリーダーを演じた)『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』、(ロック歌手役の)『覆面系ノイズ』に出会って撮影していくうちに、両方ともだんだん好きになり、食わず嫌いだったなと思いました。嫌いなものも真逆になることを実感したので、苦手なことでもチャレンジしていこうと、気持ちが変わりました」

──苦しい瞬間もあったはずですが、どのように乗り越えたのですか?

「負けず嫌いなんです。中学時代はバドミントン部だったんですが、試合に出るメンバーは限られていて、いつもみんなの貴重品集めをさせられて(笑)、何のためにいるんだろう、辞めたいと思っていました。でも、ここで辞めたら、やりきることができない人間になると思って、毎日、部活に行っていました。見えない景色を見るために、自分に甘えない人間になるために乗り切りました」

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──女優やモデルをやる上での糧はなんですか?

「現場が好きなんで、良い作品ができたらという思いでしょうか。みんなで楽しみながら全員で作りたいという気持ち。そういう空気感が好きです。私自身は中島さんとのお芝居が一番多かったので、お芝居について話し合いました。監督も、シーンごとに言いに来てくださったり、スタッフさんも言ってくださって、みんなで作ろうぜ、というお祭りのような感じで作っていたので、それが作品に出ているんじゃないかと思います」

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──劇中では変顔にも挑戦する一方、女の子らしさが出ているシーンがありますね。その辺のギャップの魅せ方は?

「ギャップは千棘のかわいらしいところ。いつもはゴリラ女みたいなのに、ふとした瞬間に乙女になる。そのキャラクターを出したかったので、モデルで鍛えたものを発揮させていただきました(笑)」

──かわらしく見せるポイントは?

「女子って、下から(男性を)見上げるじゃないですか。それだけでも結構、かわいいと思います。上目遣いに勝てるものはないんです(笑)」

──楽には最初、反発していますが、恋に落ちてしまいますよね。中条さんは男性にはどんなところに惹かれますか?

「思いやりを感じたり、意外なことを言われた時。『今日は元気ないね?』とか言われると、あ、見てくれているんだな、と思います」

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──のっけからワイヤーアクションがありました。

「CMや作品で何かと吊るされることが多いので、いつも通りかな(笑)。高いところは平気なので楽しんで撮影できました」

──プールサイドから飛び込むシーンもありましたね。

「一発撮りだったので、緊張しました。実はやらかしてしまったことがあって……。お風呂のシーンだったのですが、セリフを間違えてしまい……。濡れてしまった中島さんを乾かすところから始めなければいけなくて、すごく落ち込んでいたんです。夜中の撮影でみんな疲れていたし、『一発だからね』と言われていたから。中島さんに『本当にごめんなさい!』と言って落ち込んでいたら、奥から大声が聞こえてきて、わぁ、怒られると思ったら、『元気出せよ!』って。やっぱりセクシーだなって思いました(笑)」

──楽をビンタするシーンは何回くらい撮ったんですか?

「リハーサル含め4回です。痛くないように練習したんですけども、結構、痛そうな音が出て、私も叩いている手が痛かった(笑)。でも、中島さんは『全然』と言うんです。そこでも王子様でしたよ!」

インタビュー・文/平辻哲也
撮影/能美潤一郎

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中条あやみ(NAKAJO AYAMI)

1997年2月4日生まれ、大阪府出身。2011年に雑誌『Seventeen』の “ミスセブンティーン” グランプリに選出され、12年にドラマ「黒の女教師」で女優デビュー。映画『劇場版 零 ゼロ』で映画初主演をつとめ、その後『ライチ☆光クラブ』『セトウツミ』『覆面系ノイズ』『3D彼女 リアルガール』に出演。映画『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』では、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞受賞した。現在も『CanCam』専属モデルを務めながら、多くの映画、TV、CMに出演。2019年2月に『雪の華』も公開予定。

Information

『ニセコイ』
12月21日(金)全国東宝系ロードショー

原作:古味直志
監督:河合勇人
出演:中島健人 中条あやみ 池間夏海 島崎遥香 岸優太(King & Prince)/ DAIGO
©2018映画『ニセコイ』製作委員会 ©古味直志/集英社
ヘアメイク:横山雷志郎(Yolken)
スタイリスト:maiko

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