新型コロナウイルスが流行し、あらためて健康の大切さを感じている人はとても多いと思います。そんな中ですが、肌キャンパスづくりや「フェイスデザイン」をするのに不可欠なことは、何だと思いますか?そんなこと当たり前…と思っているかもしれませんが、健康です。健康なくして美人は成立しません。

 近年、日本は健康ブームが続いています。これは裏を返せば「健康が当たり前のものではなくなっている」ということなのです。日本の女優たちを見ても、まず食事に気を使い、ヨガなどのエクササイズを日常にし、体にいい水にこだわっています。健康は今や、美意識の高い女性たちにとっては必然です。

相談できるホームドクターはぜひ持ちたい

 ニューヨークでは、健康を維持するために何かあればすぐ相談できるホームドクターがいることが当たり前です。身体の相談はマイドクター、法律の相談はマイロイヤーにというのがニューヨーカーの考え方です。

 ニューヨーク時代、私も中国系ジャパニーズの内科医を主治医とし、元検事で弁護士の夫を全ての法律相談のコンサルタントにしていました。美容に関しては皮膚科医。ホワイトニングは歯科医。女性に必要な婦人科医。そして、内科医と精神科医がホームドクターでいればパーフェクトです。

 たとえば、心が疲れていればカウンセリングを専門家のもとで受けられ、自分の言いたいことをひたすら話すことができる環境がそこにはあります。それだけでも随分、気持ちがすっきりし、心は安定してくるものです。体や心の状態はそのまま顔や肌にも現れます。医者は健康美をつくるためのパーソナルカウンセラーでもあるのです。

 ニューヨークでは日本のような健康保険制度はなく、医療費は自費が原則。そうでなければ、莫大な保険料を毎月各自が支払わなければなりません。そんな中で、自分をサポートしてくれるプロフェッショナルのドクターを見つけることが重要視され、ドクターと患者はまるで友人関係のように付き合います。何といっても土台になる健康美をサポートしてくれるキーパーソンですからね。

 もちろん、日本でも同じことが言えると思います。普段から信頼のおける医師と付き合い、自分の体の状態を理解してくれ、いざというときにはいつでも相談できるプロがそばにいるのは理想的です。

健康こそが美の土台づくり

 不健康であれば、当然、肌キャンバスはくすみ、乾燥してハリを失い、表情までも暗くなります。逆に体が健康であれば、肌キャンバスの質感はもっと極上のものになります。

 体が不健康で、よどんでいたら「理想の肌」は決して実現しません。そのためには美の土台づくりにも欠かせない健康を軽んじず、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスに注意し、適度な運動も必要です。

 新型コロナに負けないためにも、美女になるためにも、今の時代こそ、一番に健康にご留意してくださいませ。

(トータルビューティープロデューサー・アケミS.ミラー)