フェリシモ「YOU+MORE!」(神戸市中央区)の公式ツイッターアカウント(@youmore_tw)が4月28日にツィートした新商品「エビフライ折りたたみ傘」が話題です。こんがりキツネ色に揚がったエビフライ…が実は折りたたみ傘だというのです。さらに公式ブログの通販ページには「#エビフライ好きと繋がりたい」のハッシュタグとともに「エビフライ愛を宣言しよう」のメッセージが。同担歓迎の呼びかけに応えて(?)、5月5日時点、エビフライ折りたたみ傘には1万リツイートと2万いいねがついています。

それにしてもリアルなつくりです。持ち手部分の真っ赤なしっぽは、ひとつひとつ手づくりされたという木製。揚げたてサクサクの『衣』ケースは、ポリエステル素材で再現。さらにその『カラッと』感を保つため、使用後のぬれた傘を入れるための傘袋つき。しかもこの傘袋はエビと衣の間のふにゃりと柔らかい部分をイメージした、というのだから抜かりはありません。

ただ、ここまで本物(エビフライ)に寄せておいて、しかし、実は折りたたみ傘であるという事実に混乱しそうです。どうしてこんな傘を作ったのでしょうか。「エビフライが大好き」という担当者に聞きました。

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―「エビフライ傘」誕生の経緯は?

 エビフライ大好きなので作ってしまいました。食べるだけじゃなくて、いつでも持ち歩けるエビフライがあればな―と。

―傘なら持ち歩けますものね…制作上、特にこだわったのは。

 傘にプリントされたエビ柄のグラデーションの色です。この色を決めるにあたり、実際のエビフライの衣を剥がし、色をチェックしました。なんとも美しいほのかなピンク色をしていました。

―それってつまり、バナナの皮を剥くように、エビフライの衣を剥いたということですか?

 それまでエビフライの衣を剥がしたことがなかったので、想像よりもずっと薄くって奥ゆかしいカラーでびっくりしました。主張しすぎないカラーリングなので意外に街で差しても馴染むな、と確信しました。

―街でふだん使いできる、と。

 エビフライをおもむろにバッグから取り出して、周囲をハッピーにして欲しい。そして堂々とエビフライ愛を宣言して欲しいですね。恥ずかしくない!本当に、意外とおしゃれなので(笑)。

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ただ、いかにエビフライ好きとはいえ、この傘とともに「エビフライ愛宣言」はやはり少し恥ずかしいかも…。でも、新型コロナウイルス終息後、友人と洋食屋に行って、注文した料理(もちろんエビフライ!)が届く前に「先に始めちゃうね」と、おもむろに取り出してみせたら…などと想像してしまいました。

■「YOU+MORE! 意外とおしゃれなエビフライ折りたたみ傘」6380円(税込)

(まいどなニュース特約・山本 明)