ミッフィーの生みの親、絵本作家ディック・ブルーナの名を冠した世界で初めてのワインバルを有する飲食店「Dick Bruna TABLE(ディック・ブルーナ テーブル)」が7月17日、神戸・元町に誕生する。4階建てで、店内のあちこちにブルーナのイラストや絵本、ペーパーバックをディスプレイ。ワインはオリジナルの銘柄12種類を扱い、食事も本格的な味わいを大切にすることで、「大人が楽しめるブルーナの世界」を目指す。

神戸の通販大手「フェリシモ」が企画し、「深川ワイナリー東京」や「大阪エアポートワイナリー」などを展開するスイミージャパン(東京)が運営を担う。

店舗は大丸神戸店の北側にあるビル。1階はテイクアウトカウンター、2階はブルーナのアトリエをイメージしたカフェとショップ、3階はブルーナが暮らしたオランダ・ユトレヒトの老舗カフェを思わせるワインバル…とフロアごとに異なるコンセプトを持たせている。4階にはギャラリーや20〜30人程度のパーティーが可能なイベントスペース、それに“隠し部屋”のような特別室(最大8人収容)がある。

ワインはシャンパーニュ ボゼール ブリュット プルミエールやグリーン ペップ グリューナーヴェルトリーナー、テラス ド ミーニョ ヴィーニョヴェルデ ロゼなど全12種類。いずれもラベルはブルーナのイラストをモチーフにしたオリジナル仕様になっている。ブルーナ作品をテーマにした店で、本格的なアルコール類を提供するのは世界初という。ワイン以外にもビールやハイボールなどがあり、「ワイナリーの100%ぶどうジュース」(赤、白いずれも700円)をはじめソフトドリンクも豊富に取り揃える。

食事メニューは前菜からメインディッシュ、デザートまで多彩。コース料理、パーティー料理にも対応するほか、「パンネンクーケン(オランダ風パンケーキ)サラダ付き」(980円)や「放牧牛赤身肉のハンバーグランチ」(1380円)などのランチメニューもある。(値段はいずれも税別)

およそ1年かけて企画を進めてきたというフェリシモの若狭文男さんは「大人になってもブルーナの世界を変わらずに愛する人たちが、心おきなく楽しめる場所をつくりたかった。1回行けばもう十分、というよくある観光スポットにならないよう、お酒もお料理もしっかりしたものを用意しているので、神戸の新たなランドマークとして末長く親しんでいただけたら」と話している。

営業時間は、平日が11時〜15時と17時〜23時、土曜が11時〜23時、日曜祝日が11時〜21時。公式サイトでは現在、座席予約を受け付けており、7月16日までに予約すると、オリジナルコースター2枚がもらえる。

(まいどなニュース・黒川 裕生)