迷走しながらも22日から始まった「Go To トラベル」キャンペーン。一部では「Go To トラブル」などと揶揄されているが、そんな中、遊びながら楽しかった旅を思い出すミニチュアシリーズの第1弾「渡月橋 はしわたし」「保津川下り やじろべえ」が発売され、ちょっとした話題になっている。この「遊べるミニチュアシリーズ」は旅行の思い出をフィギュアとして持ち帰り、自宅で遊びながら思い出してもらおうと考え出された商品。コロナ終息が見えない中の旅行はちょっと…という方でも、この商品なら通販で手に入れることが可能だ。

 製造元は、ご当地おみやげカプセルフィギュア「フィギュアみやげ®️」を展開している株式会社ケンエレファント(東京都)で企画・発売元はご存じ株式会社ヘソプロダクション(大阪市)が担当。さらに、造形・製品企画はキャラクターフィギュアの造形師として、また紙工作カミロボ作家としても活躍している安居智博さんが担った。

 その第1弾として23日から発売されているのが「渡月橋 はしわたし」「保津川下り やじろべえ」の2点だ。嵐山と言えば、京都を代表する名勝。「渡月橋 はしわたし」は文字通り、湯呑のフチに乗せれば『渡月橋』が”再現”され、クスッと笑える。お茶を出されたお客の反応も楽しめる仕掛けとなっている。

 一方の「保津川下り やじろべえ」は荒々しい保津川の流れと職人肌の船頭(船士)をミニチュアで再現したもので、船の先端に軽く触れる事で、やじろべえがゆらゆらと動く。こちらは「保津川遊船企業組合監修」という”本格派”だ。

 造形を担当した安居さんは「保津川下りは”職人の遊び心”のような感覚をフィギュアに出来ないかな...と考えながら作りました。クルクル回しながら旅のひと時を思い出していただけたら。渡月橋は間違った”ジャパニーズ WABI-SABI”をイメージしながら落書きしてみたら、そのまま商品になってしまいました...。伝統的なジャパニーズスタイルとしてご使用下さいませ」とのコメントを寄せている。

 そもそも、今回の商品が誕生した背景には、嵐山は京都の名勝でありながら意外と嵐山らしいお土産がなかったからだという。ヘソプロダクションの稲本ミノル代表は「今後は大阪の遊べるシリーズもはじめ、全国展開して行く考えです」と話している。

 また「Go To トラベル」キャンペーンについては「賛成ではありますが、今回は時期尚早な気がしています。小売店や各施設の受け入れ態勢、準備が整っていなくて戸惑っている面もあります。ここで経済が活性化しても、秋にまた休業しなくてはいけなくなると、そっちの方がダメージが大きい気がしています」と冷静にみている。観光地で買うのもいいけれど、いまは通販で購入し、旅気分を味わう方がいいかもしれない。

(まいどなニュース特約・山本 智行)