モフモフ…モフモフ…

そんな音が聞こえてきそうなモミジの中でたわむれるタヌキの動画がSNS上で大きな話題になっている。この動画は北海道帯広市のおびひろ動物園が投稿したもの。話題のタヌキは北海道固有種のエゾタヌキということだが、その愛らしい姿にSNSユーザー達からは

「もふもふ…!!かわいい!かわいいです!!」

「一緒に寝たい… 最高に癒やされます」

「モフモフですね 一緒にゴロゴロしている自分を想像して、ニヤニヤしてしまった」

などの悲鳴があがっている。

この動画はいったいどのようなシチュエーションで撮影されたものなのだろうか?おびひろ動物園のタヌキ飼育担当の方にお話をうかがった。

中将タカノリ(以下「中将」):モミジとたわむれるタヌキが大反響ですね。

担当者:実は去年もTwitterで同様の投稿をしてバズっていたんです。ただその時は夏期開園期間が終わる直前のタイミングだったので、反響を完全に来園者数に反映しきれませんでした。今回はもう少し余裕があるので、再びバズって良かったです。

中将:もうすでに実績があったんですね! この動画はどういったシチュエーションで撮影されたものでしょうか?

担当者:飼育舎にモミジを敷き詰めるのは、タヌキが本来持っている探索行動の習慣をうながそうと思って一昨年から始めたことなんです。
おびひろ動物園では今年5月に親が交通事故で亡くなってしまった子ダヌキたちを保護したんですが、動画に映っているのはそのうちの1匹です。

中将:大変な運命ですが、おびひろ動物園に保護されたのは不幸中の幸いですね…。
動画の子ダヌキはモミジの中で気持ちよさそうにゴロゴロしていますが、タヌキはこういったフカフカした環境が好きなのでしょうか?

担当者:野生のタヌキだとこういった行動はあまり見られないのですが、うちのタヌキたちはけっこう気に入ってくつろいでるようですね(笑)。

中将:今回の大反響へのご感想をお聞かせください

担当者:タヌキの実像はまだまだ知られていないと感じるので、これをきっかけに実際に当園に足を運んでいただき、リアルなタヌキの魅力を知っていただければ嬉しいです。

◇ ◇

おびひろ動物園の夏季開園期間は11月3日まで。それを逃すと次は12月5日からの冬季開園期間まで入園できないので、この愛らしいモフモフの化身に会いたい方は急いでおびひろ動物園に向かわれたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)