東京都に住む亀井さんは、突然庭に現れた子猫を保護したのをきっかけに猫ボランティアをするようになった。ららちゃんという野良猫の子猫の里親になり、庭に現れ、メダカのえさを食べていた子猫も保護して飼っている。

■野良猫の子猫を保護

2017年5月、東京都三鷹市で野良猫の母猫と5匹の子猫が保護された。母猫はTNRをして、子猫は、保護団体が里親を探すことになった。

東京都に住む亀井さんは猫ボランティアをしていたので、5匹の子猫のうち2匹を預かった。長男のお嫁さんの実家に1匹譲渡し、残る1匹は自分で飼うことにした。残る3匹の子猫も、それぞれ里親が決まった。 

2匹の子猫の名前は、響きが可愛いので、るるちゃんとららちゃんにしていて、亀井さんのところに残ったのはららちゃんだった。

■メダカのえさを食べに来る子猫

亀井さんは、ききちゃんという猫も保護して飼っている。 

2019年8月下旬、庭で飼っていたメダカのエサを盗んで食べていた子猫がいた。生後3カ月くらいだった。亀井さんの家の周りは、猫ボランティアがほとんどTNRを完了させていたので子猫はいなかったが、誰かに捨てられたのか、どこかから迷いこんできたのか、子猫は翌日もメダカのえさを食べに来た。

「もともと野良育ちだったようで、すばしっこくて絶対に捕まえられませんでした。ただ、翌日から台風がくる予報だったので、知人に捕獲機を借りて捕まえました」 

子猫はものの5分ほどで捕獲できた。亀井さんは、もう我が家で飼うしかないと思いききちゃんを飼うことにしたという。

■まるで姉妹のように

ららちゃんは明るく、穏やかな性格で、亀井さんが飼っていたダックスフントや先住猫とも仲良くできた。特に、猫の王子くんとは、いつもべったりくっついていたが、王子くんはららちゃんが不妊手術をした2日後に亡くなった。その後は、老犬のダックスフントのマロちゃんとつかず離れずという感じだった。

ききちゃんは、野良出身だったのでまったく人なれしておらず、保護した当初は、ほとんど触れなかった。しかし、ららちゃんが人間に甘えて人間は怖い存在ではないと、ききちゃんに見せていたので、次第に心を開くようになった。ららちゃんはききちゃんが初めてケージの外に出てきた時、ききちゃんを優しくなめてあげていて、2匹はまるで本当の姉妹のように暮らしている。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)