カップから飛び出すつぶらな瞳のクマ、ドリンクの表面に施された写真と見間違えるようなプリント―。岡山市内に“SNS映え”間違いなしのラテアートを提供するカフェやドリンクスタンドが登場し、話題を呼んでいる。

  昨年6月にオープンした「カフェ フィーロ」(同市北区)は、牛乳で作ったふわふわの泡で動物を形作り、カプチーノやエスプレッソの表面にのせる「3Dラテアート」を提供。丸々としたクマやブタ、ウサギなどがカップからひょっこりと顔をのぞかせる愛らしい姿が「かわいい」と人気を集めている。

  店長の岡本伊菜さん(25)が写真共有アプリ・インスタグラムで東京や名古屋のカフェが行っているのを見つけ、「岡山では珍しくインパクトもある」と独学で習得した。元ネイリストという手先の器用さを生かし、泡をスプーンですくって輪郭や耳を形成した後、目、鼻などをチョコレートソースで絵付け。イチゴソースで頬を赤く色付けて愛らしさを添えている。

  作る様子を熱心に見る人も多いそうで、岡本さんは「今は5種類ほどのレパートリーを増やすとともに、ラテアートの体験会も開きたい」と意気込む。

  3Dラテアートは飲み物料金に200円の追加が必要。営業時間は午前11時半〜午後7時半(土日曜と祝日は同9時まで)。火曜定休。086-253-2888。

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  ドリンクスタンド「ダンライズ」(同)は昨年1月のオープン。好きな画像がバナナジュースやミルクティーの表面に、そのままデザインできる「プリントドリンク」を看板商品として売り出す。

  デザインはアイドルやアニメキャラクター、家族の顔などさまざま。来店者が画像データをラテアート用の特殊プリンターに送信した後、店員が表面に生クリームを敷いたドリンクをプリンターにセットして印刷ボタンを押すと30秒ほどで完成する。

  印刷はシアン(青)やマゼンタ(赤)など6色ある無味無臭の食用インクを使用。少々であればカップを揺らしても大丈夫だが、少しでも強くなると、色鮮やかな出来栄えの画像は崩れてしまう。

  同じプリンターを使ったオリジナルクッキー作りも可能。店長の久安恭輔さん(37)は「予想以上の鮮明さに驚く人がほとんど。元の画像と比べながら楽しんで」と話す。

  料金はバナナジュース700円(プリントサービス込み)など。営業時間は午前11時〜午後7時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。086-239-9910。

(まいどなニュース/山陽新聞)