「実家の猫の行きつけの動物病院は、予防接種するとサービスで写真撮ってくれて、注射打たれる直前の怯えきった真顔(およそ指名手配犯)を16分割のシールにしてくれる」

そんなつぶやきとともに、予防接種される直前の愛猫、ベルちゃんの怯える真顔にクスッとするプリクラ風シール写真を投稿した、むむむ(むっちゃん)さん(@mu_chan1030)。同時に投稿された、お顔をマッサージされている時のベルちゃんのにっこり顔とのギャップに、注射前の緊迫感が伝わってきます。

「怯えきった真顔www」
「いい顔してますね!笑」
「シールを見たら思わず吹いてしまった」
「昔のプリクラ感」
「指名手配犯…ジワってきて、腹筋痛いです」
「注射はかわいそうですが写真がもう可愛すぎて」

猫好きだけでなく、ペットを飼う人たちから「可愛い!」「素晴らしいサービス!」と絶賛の声が集まりました。

「先生のご自慢のカメラ…には正直見えない普通のデジカメなのですが、予防注射の準備をするために先生が診察室を退出したタイミングで、アシスタントのお姉さんが入室して、写真を撮ってくれます。それをプリンターで印刷して、当日のお会計のときに、領収書と一緒に渡してくれます」(むむむさん)

むむむさんによると、「リプ欄や引用リツイートに、"うちの動物病院もやってくれるよ!”という人が結構いました」とのこと。最近は予防接種をした際に発行される「接種証明書」に、犬さんや猫さんの証明写真を入れてくれる動物病院が増えている模様。「接種証明書」は転居の際や、動物病院やペットホテルに預ける場合に提示を求められることもあるため、写真付き証明書は便利なのだそうです。

「中には写真入りのキーホルダーにしてくれるところもあると聞き、それはさすがに笑ってしまいました」(むむむさん)

ちなみに、むむむさんの愛猫のかかりつけの動物病院では、予防接種を受けた患者さんの証明写真をずらりと並べたカレンダーも作成しているそう。

むむむさんはこのカレンダーについて、「この動物病院はこうやってサービスで撮った写真データを1枚にバーッと集めて素敵カレンダーを作ったりしているので、年末にそれをもらってきて自宅のトイレに貼ると、次の年は他のお宅の指名手配犯たちを合わせて楽しむ夢のトイレタイム(?)が叶います」とツイートしています。

「予防接種の対象になる動物であれば撮影の対象になっているようで、犬・猫のほかにフェレットがちらほらいます。(掲載されている写真の中には)飼い主さんとスタッフさんに取り押さえられている猫ちゃんがたまにいます。逆に、わんちゃんは結構うれしそうに写っている場合が多いです」(むむむさん)

今回のツイートに対するリプライのなかには、「怯える顔を撮影するなんて残酷だ」という声もあったそうです。しかし、あくまでもこれは病院が「接種証明」のサービスとして行なっているもの。決して「怯えた顔を無理矢理撮ってやろう!」といった意図のものではありません。むむむさんがツイートしているカレンダーの写真のなかにちらほらいる、ニコニコで写っている動物たちの微笑ましい様子をみれば、怖がらせる意図がないことは一目瞭然です。

今回のツイートで怯え顔とリラックス顔の両方を披露してくれた愛猫、ベルちゃんは、現在2歳半から3歳半くらいの女の子。2019年8月にむむむさんのお母様が保護されてから約1年半ほど経つという元・野良猫さんです。

「保護当時、とても痩せていて童顔だったので子猫だと思っていたのですが、動物病院で見てもらったところ出産経験もある大人であることがわかりました」(むむむさん)

「ベルは、実家の庭で大声で鳴き続けていたそうです。近寄ると逃げてしまうのですが、遭遇から3日目あたりにご飯に夢中になっている隙に猫用キャリーで保護することに成功しました。最初はとても凶暴で触ることもできなかったために性別がわからなかったのですが、数日後にやっと女の子だということが判明しました」(むむむさん)

「ベルを保護した当時、実家には猫が5匹いました。現在実家にいるのはベルを含めて6匹となります」(むむむさん)

現在、実家を離れて都内で暮らしているむむむさん。「基本的に猫たちは母が世話しています。実家に帰ったとき、私がいるタイミングであれば動物病院に同行するといった感じです」とのこと。注射直前の雰囲気に怯えていたベルちゃんですが、比較的、受診をさせやすい子なのだそうです。

「不安そうに鳴きはしますが、暴れることなくおとなしくしています。過去には、診察台にのせると恐怖の余り毎回漏らしてしまう子も飼っていたことがあるので、どちらかというと良い子にしている方だと思います(笑)」(むむむさん)

ツイートを見ればわかるように、むむむさんは筋金入りのバイク好き女性。普段は主にバイク関連のことをツイートされていますが、ツーリング中に猫と遭遇するとやはり猫好きの血が騒いてしまうようです。

「猫好きはみんなそうかもしれませんが、隙あらば猫と仲良くなりたくて近寄っちゃいますね」(むむむさん)

診察や治療、予防接種の意味を理解できないペットにとって、動物病院が苦手なのは仕方のないこと。飼い主にとっても、嫌がるペットを動物病院に連れて行くのはたやすいことではありませんが、こんなサービスがあれば、ペットの健康を守れて飼い主もうれしい、ですね。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・はやかわ かな)