給食用食材卸業者「新和」(山梨県市川三郷町)が事業を停止し、自己破産を申請する準備をしていることが判明した。負債総額は約1億円。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校措置で売り上げが減少していた。新型コロナウイルスの影響で企業が倒産するのは山梨県内で初めて。

 帝国データバンク甲府支店によると、新和は1977年設立。保育園や小中学校、病院、高齢者福祉施設などに冷凍調理品やチルド青果などの給食用食材を販売していた。県内市町村で給食センターの設置が進んだことで直接取引が減少したことに加え、同業他社との競争で売り上げが減少。新型コロナウイルス感染拡大に伴う一斉休校措置でさらに売り上げが減少し、資金繰りが悪化した。【山下俊輔】