<東京都>老朽閉鎖の橋を再整備 20年に向け観光拠点に 

<東京都>老朽閉鎖の橋を再整備 20年に向け観光拠点に 

 2020年東京五輪・パラリンピックに向け、東京都が老朽化のため閉鎖した橋を「遊歩道橋」として再整備する計画に着手した。観光拠点の一つに位置づけ、構造物の「再生」によって水辺のにぎわいの演出に役立てる。

 都港湾局によると、具体的に検討が進んでいるのは「竹芝・日の出ふ頭間仮設橋」(港区)と、「旧晴海鉄道橋」(中央、江東区)の二つ。竹芝ふ頭と日の出ふ頭の間には元々、橋があったが、竹芝ふ頭の再開発で閉鎖され、代わりに両ふ頭を行き来する乗船客の迂回(うかい)路として仮設橋が設置された。仮設橋は1986〜95年に使われた。

 再整備後は、伊豆諸島などの島しょ部に向かう船が発着する竹芝桟橋と、水上バス乗り場やレストラン船が停泊する日の出桟橋をつなぐ最短ルートになる。基礎部分の補強や、橋床の幅を約50センチ細くして軽量化する耐震補強工事を行うほか、新たな意匠やライトアップなどを施すことも検討し、2018年度中の完成を目指す。

 一方の旧鉄道橋は、貨物輸送のための専用鉄道路線の一部として57年から利用され、トラック輸送の普及やこの地区に工場が減ったことなどから89年に役割を終えた。再整備の具体的な検討は今後進めるが、旧鉄道橋の近くにある春海橋公園と、東京大会の選手村ができる晴海地区をつなぐことで、観光客らが集う水辺のにぎわいの拠点にしたい考えだ。

 15年に東京都を訪れた外国人観光客は1189万人。都は20年の目標を2500万人としており、観光地としての新たな魅力作りの一環として、東京湾や川を運航する船の上から景色を眺める「舟運」など、水辺の活性化を進めている。

 同局の担当者は「再生できる構造物などは最大限活用し、新たなにぎわいを創出していきたい」と話している。【柳澤一男】

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