「秩父三大氷柱」の一つ、埼玉県秩父郡横瀬町の「あしがくぼの氷柱」を主催する同町観光協会は14日、「暖冬のため氷柱が消えた」として24日まで休園を決めた。2014年の初開催以来、氷柱がないという理由で休園するのは初めて。秩父市の「三十槌(みそつち)の氷柱」も14日、「氷柱が全くない」として当分の間、休園を決定した。

 あしがくぼの氷柱には昨季、約12万人が来場した。同観光協会は「今季は13万人を目標にしてきた」。だが19年末から暖かい日が続き、氷柱の成長が十分ではない中で5日の開幕にこぎつけたが、9日からは無料公開としていた。13日までの入場者は昨年同期比約8割減の3780人だった。

 三大氷柱のうち、残る小鹿野町の「尾ノ内百景氷柱」についても氷柱がほとんど消えており、無料で公開されている。【松山彦蔵】