高松地方気象台は13日、全国に先駆けて四国地方で12日に「春一番」が吹いたと発表した。春一番は立春から春分の間の最初に吹く南寄りの強い風で、2019年より7日早い。

 愛媛県伊予市双海町大久保では菜の花が見ごろを迎え、線路脇の土手を数百メートルにわたり黄色く染めていた。松山地方気象台によると、同県内の12日の最大瞬間風速は伊方町瀬戸で19・2メートル。南から暖かい空気が流れ込んだ影響で、13日は県内各地でぐんぐんと気温が上昇した。親子で訪れていた松山市の主婦、渡部安江さん(83)は「今日はぽかぽか。自然と気分も上がります」と春の息吹を感じていた。【遠藤龍】