岩手県宮古市と室蘭市(北海道)を結ぶ定期フェリーが、新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船の対応に当たる自衛隊員の宿泊場所として使われることになり、12日から2月末まで運休することになった。

 運航する川崎近海汽船(東京)が明らかにした。同社は「感染拡大を防止するため、防衛省の要請により横浜港での自衛隊員の支援にあたる」としている。提供するフェリー「シルバークイーン」(7005トン)の最大旅客定員は600人。

 宮古―室蘭を結ぶ航路は2018年6月に開設され、「宮蘭フェリー」と呼ばれる。トラックの利用が伸び悩み、同社は3月末で運航を休止すると発表していた。【鬼山親芳】