松江市東朝日町の松江認定こども園で3日、節分の行事中に園児(4)が豆を喉に詰まらせて窒息死した事案で、松江市は13日、記者会見を開いて事実を公表した。園児は男の子で、豆まきをしている際に倒れたという。

 市子育て政策課によると、男児は3日午前10時ごろ所属する3歳児クラスで煎り豆を4粒食べ、10時20分ごろ遊戯室に移動。園児約20人と保育士8人で豆まきをしている最中、床にあおむけで倒れているのを保育士が発見した。意識不明の状態で、常駐する施設の看護師がAED(自動体外式除細動器)や胸骨圧迫(心臓マッサージ)による救命を試みたが、搬送された市内の病院で正午過ぎに死亡が確認されたという。

 園の職員は「(倒れていた)当時は豆による窒息と分からなかった」と説明しているという。市は3日に園から連絡を受け、8日に保育士に話を聴くなど現地調査。10日と12日に市内の全保育施設に事故の報告と注意喚起をした。公表が遅れた理由について市は「保護者や関係者への説明を優先した」とした。3日に病院から連絡を受けた松江署が事故原因を捜査している。【前田葵】