自動車などを解体・保管する作業場「ヤード」を無届けで運営したとして愛知県警は13日、あま市の自動車部品輸出入会社と、同社取締役のパキスタン国籍の男(57)を県ヤード条例違反容疑で書類送検した。容疑を認めているという。県警によると、同条例を適用した摘発は中部地方で初めて。

 書類送検容疑は2019年12月25日〜20年1月9日、県公安委員会への届け出をせずに弥富市内のヤードで車33台を解体したとしている。解体した部品は中東に輸出していたとみられる。

 県警によると、県内には約200のヤードがあり、一部では不法就労者が働いたり、盗難車が解体・転売されたりするなど犯罪の温床となる危険性がある。県は19年、ヤード条例を制定し、事業者に所在地などの届け出を義務付けている。【高井瞳】