第34回高崎映画祭の授賞式が22日、群馬県高崎市内のホテルで開かれ、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して無観客で行われた。

 授賞式で、最優秀作品賞受賞作「嵐電(らんでん)」の鈴木卓爾監督は、映画祭でのすべての作品上映が中止になったことを取り上げ、「映画は待ってくれる。今年、上映予定だった作品をいつか必ず見てほしい」と語り、主演の井浦新さんも「全国のミニシアターが危険な状態だ。ぜひ映画を映画館で楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 「ブルーアワーにぶっ飛ばす」(箱田優子監督)で最優秀主演女優賞を受賞した夏帆さんとシム・ウンギョンさん、最優秀監督賞受賞作「最初の晩餐(ばんさん)」(常盤司郎監督)で最優秀助演女優賞を受賞した斉藤由貴さんと共演で同助演男優賞の窪塚洋介さん、「半世界」(阪本順治監督)で最優秀助演男優賞を受賞した渋川市出身の渋川清彦さんも出席した。【木下訓明】