文部科学省は25日、政府の休校要請に応じた学校の4月からの再開に向けて、手作りマスクの普及を自治体や学校設置者などに要請する方針を明らかにした。文科省幹部は25日の参院予算委員会で「マスクが子供たちに行き渡るように手作りマスクの作製・使用の検討をお願いする」と答弁。医療機関など優先度の高い施設でもマスク不足が続く中、同省は保護者らが市販マスクを確保するのは困難だと判断。手作りマスクの普及を呼びかけた。

 文科省の丸山洋司・初等中等教育局長は参院予算委で「学校、家庭、地域がしっかり連携し、手作りマスクの普及などに取り組んでほしいと考えている」と語った。生活・家庭の授業でマスク作製を取り上げることにも期待感を示した。

 文科省は24日に学校再開に向けたガイドラインを公表し、学校でのマスク着用を推奨した。ガイドラインでは徳島県教育委員会などが公表している「手縫いマスクの作り方」のウェブサイトも紹介している。【秋山信一】