新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国高校総体(インターハイ)夏季大会などが中止となったことを受け、大阪高体連の事務局を置く大阪府教委は26日、高校3年生が参加できる代替の地方大会を府内で独自に開催すると発表した。7月末から11月にかけて27競技で実施する予定。

 競技は陸上、水泳、柔道、ハンドボールなど。開催に当たっては、日本スポーツ協会作成の感染症対策ガイドラインなどを活用してもらう。また、府教委から消毒液を提供し、会場費の一部を公費でまかなうなどの支援を行う。

 代替大会の開催検討を5月22日に府教委に指示していた吉村洋文知事は、この日の発表を受けて「高校生に最後の発表の場をつくれて良かった。僕が発信していなかったら中止で終わっていたと思う」と胸を張った。一方、府教委によると代替大会の実施は、4月30日付のスポーツ庁通知を受けて各競技団体が既に検討していたという。

 代替大会の実施に伴い、3年生の引退時期が先延ばしになる場合もあるため、府教委は「夏休み中に部活動の練習に参加するかどうかは、本人の意思を尊重する」としている。冬以降に全国大会があるラグビー、スキーや、学校数が少ないフェンシングなど7競技は、代替大会を実施しない。【石川将来】