大阪府立大と大阪市立大を運営する「公立大学法人大阪」は26日、両大学を統合し、2022年度の開学を予定する新大学の名称を「大阪公立大学」にすると決めた。英語表記は「University of Osaka」で、大阪大(OSAKA UNIVERSITY)と区別した。

 同法人の西沢良記理事長が吉村洋文大阪府知事、松井一郎大阪市長と市役所で協議し、「公立大学大阪」「大阪総合大学」を含む三つの候補から選んだ。吉村知事は記者会見で「奇をてらうのでなく、シンプルな名前だ」と評価した。

 両大学は19年4月に運営法人を一元化。今年10月に新大学の設置認可を文部科学省に申請する。統合すれば学生数約1万6000人の全国最大規模の公立大になり、25年度にも大阪市の森之宮地区にメインキャンパスが整備される計画だ。

 一方、大阪大の西尾章治郎学長は同大のホームページで、英語表記が酷似している点について「学生に大きな混乱を招き、世界にはばたく両大学の未来にとって非常に大きな障害となる」と不快感を表明。「意見交換が行われないまま決定がなされたことは誠に残念でなりません」と続け、府市などの対応を批判した。【野田樹】