津市の国道で2018年12月、乗用車がタクシーと衝突し5人が死傷した事故で、乗用車を運転していた元会社社長、末広雅洋被告(58)を自動車運転処罰法違反(過失致死傷罪)により懲役7年とした裁判員裁判の津地裁判決(16日)を不服とし、津地検は26日、名古屋高裁に控訴した。

 公判で地検は同法違反の危険運転致死傷罪で懲役15年を求刑した。判決は故意に危険運転をしたとの立証が必要だとし、同罪を認めなかった。一方、執行猶予付き判決を求めていた末広被告側も、量刑を不服とし16日付で控訴した。【谷口豪】