尾鷲港(三重県尾鷲市)でカツオの水揚げが最盛期を迎え、港が活気づいている。漁船から次々とカツオが水揚げされると、漁協職員が手際よく重さを量り、仲買人が品定めをしていた。

 29日は紀北町島勝浦のカツオ一本釣り漁船「第2弘谷丸」が3トンを水揚げした。午前5時に港を出航。南に約50キロ航行した海域で漁を行い、戻った。船長の谷口令一さん(47)は「今年は1匹あたり5キロ以上あるカツオがとれる。脂が乗っておいしい」と話していた。

 三重外湾漁協尾鷲事業所によると、同港でのカツオの水揚げは4月、5月共に10トン前後だったが、6月は約41トンの見込み。豊漁だった2019年に比べると3割ほど少ないが、ほぼ例年並みという。【下村恵美】