山梨県警の甲府署と韮崎署は29日、強盗事件を起こした容疑者が新型コロナウイルスに感染している疑いがあるとの想定で訓練を行い、参加した署員は防護服姿で容疑者確保に当たった。

 訓練は甲斐市のショッピングセンター駐車場で男が「自分は新型コロナに感染している」と女性を脅し、財布を奪って逃走。甲府市内に設けられた検問所で逮捕されるというシナリオで実施した。

 署員は検問所で隙間(すきま)ができていないかチェックしながら防護服を身につけ、所持品を検査したり、逃走車両を調べたりした。

 甲府署の牛田正地域課長は「新型コロナをかたった事案も想定されるので対応できるよう訓練を重ねたい」と話した。【金子昇太】